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2020年01月08日08:06

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2019年劇場公開映画の自分ランキング

2019年劇場公開映画の自分ランキングまとめてみるか!
…と思ったんだけどあんまり観てないんだよな。
25作しか観てない。
そのうち2作はリバイバルだし(ジョーズとブレードランナー)

しかも近頃は映画館に行くのが億劫なのか油断し過ぎてるのかわかんないけど「観なきゃ!」と思ってて見逃すことも多い。
だからう〜ん、たぶん順位とかはあんまり意味ないんだけども。
まあ実質23作しかないんだからとりあえず雑に並べてみるかと思った。

こうなった。
「愛がなんだ」
「サスペリア」
「スパイダーマン:スパイダーバース」
「アス」
「メランコリック」
「アクアマン」
「アベンジャーズ/エンドゲーム」
「ターミネーター:ニュー・フェイト」
「天気の子」
「見えない目撃者」
「ゾンビランド:ダブルタップ」
「キャプテン・マーベル」
「麻雀放浪記2020」
「惡の華」
「地獄少女」
「ジョーカー」
「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」
「羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)」
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」
「アリータ:バトル・エンジェル」
「ブライトバーン/恐怖の拡散者」
「スペシャルアクターズ」
「イソップの思うツボ」

まあジャンルが違ったり企画規模が違ったりを比べるの、あんま意味ないよね。
そのうえ自分もフツーの映画は飽きてるんで「カッケ〜!たのし〜!最高〜!」と思ってもそれだけだと評価が天井打っちゃうし、めちゃくちゃなストーリーでも衝撃を受けると評価が高まる(これだと話が滅茶苦茶なほど評価高くなりがちだよね)きらいがあるのでね。
まあ気分ですよね。
だから気分が変わると順位も変わるよね。
ってぐらいのものですが…

いちおう寸評

「愛がなんだ」
2018年の邦画ベストは「勝手にふるえてろ」なわけじゃん。でもって繋がるわけじゃん。女子向けの恋愛映画だとみんな思ってるじゃん。違うじゃん。恋愛映画と恋愛についての映画は違うわけじゃん。ここで取り扱うテーマは現代の若い世代共通の問題意識に繋がんじゃん。でもってそれこそが草食化、少子化の根本要因じゃん。誰もわかってねえから映画で教えてんじゃん。これ観てないヤツはなんていうか、あれだ バカなんだよ

「サスペリア」
ええ、変な映画が好きなんです。2019年最も変な映画だし、ここ十数年でもここまで変な映画は数えるほどしかない。ただ変なだけじゃない、すべて意味がある。わかんないヤツにはわかんない。「オリジナルへの冒涜だ!」言うひとおるけどアルジェントのサスペリアって駄作だよwww よくここまでしたよ!ジャンルまで変わってるしなwww

「スパイダーマン:スパイダーバース」
ビジュアル、キャラ、音楽、すべてがカッコいいわ。以上! でもいいんだけど、このストーリーって邪道にして正統だし、実写が難しいからアニメにしたんじゃなく、アニメである必然があるのな。コミックスつまり漫画を映画にする意味をストーリー上の必然として織り込むなんて、他にやったヤツが居るか?

「アス」
“話が滅茶苦茶なほど評価高くなりがち”なんだけど、この映画はいったい僕をどこへ連れてくんだ?っていうワクワク感がすごかった。ウサギで始まるじゃん。どこで繋がるのかな?思ったらそこかよ!ハンズアクロスアメリカで終わるじゃん。見てたなそういえば!っていう。でも訴えたいことはハッキリとわかる。怪作だよね。

「メランコリック」
僕がなぜそんなにこの映画を推すのかと言えば、それはこの映画の作り手たちは思いつきだけでやってない。どころか低予算の自主映画みたいなので“勝つ”ためには何をどうするべきか?を全部計算して撮っている。だからこそミラクルを勝ち取れるんだよ。これに比べればほとんどの邦画はただの“甘え”に過ぎないからなの。見習えよ

「アクアマン」
ただ単純に楽しい!ただ単純に豪華!そして計算されたアホ!「世界よ、これが映画だ!」ハリウッドの底力だ!21世紀の「フラッシュ・ゴードン」だ! あまたの水中表現というか“海”感を研究してビジュアルをつくってあるんだが本物の水中撮影映像とかはまったく参考にしてないところが賢い。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」
いやあよく出来てるよ。あの大風呂敷を畳むストーリーとしてはアホ以下だけどね。ちゃんとカッコよく、どのキャラのファンも満足させる手腕は見事としか言いようがない。僕は僕なりに泣いたね。キャップにね。

「ターミネーター:ニュー・フェイト」
3、4、5作目に無かったモノはサラ・コナーの不在である。それを描くための続編なのでそれがわかんないひとには無用の映画。でも1、2作ってどう考えてもサラ・コナーの物語だよ?それを軸に観ればこんなカッコいい映画は無いよ。

「天気の子」
あ、日本アニメの次世代を背負うのはやっぱり新海誠なんだ!って確信した。ただ生真面目過ぎて「君の名は。」みたく何度も見るためのエサがついてない。そこが新海のホント誠実なとこなんだよ。みんな気付いてるか?日本アニメって誠実なひとしか背負えないんだよ。(ブラックだからな)

「見えない目撃者」
韓国映画のリメイクだけど日本ならではのシチュエーションと問題意識を取り込んだ脚本が巧い。吉岡里帆が新境地、コレがすごく良い。ただラストバトルが下手すぎ。これ致命傷やろ。

「ゾンビランド:ダブルタップ」
あれから10年。いやあみんな元気でなにより。そのくらいしか感想ないんだけど「ゾンビランド」なんだからそれでいいよってなっちゃう。すごく好きな人以外は見なくても大丈夫な映画。僕は好きだよ。

「キャプテン・マーベル」
これねえ、現代女性のエンパワーメント映画として革新的な潜在力があったんだけど、エンドゲームの直前なのでそこの段取りに手間取られてどっちも薄味になったよね。残念。僕は好きだよ。

「麻雀放浪記2020」
白石和彌の現代日本に対する怒りがぶちまけられた快作!すっごいやりたいことはわかる!わかるんだけどギャグぜんぶ滑ってる!そりゃ滑るよ、斎藤工だもんwwwとしか言いようがないわな

「惡の華」
ここまで原作に忠実なんだ。忠実過ぎて実写映画にする意義が見えない。原作マンガも「小さな悪の華」の…まあありていに言えばパクリなので…玉城ティナを愛でる映画でしかない。

「地獄少女」
元ネタに囚われずにオリジナル展開したストーリーはよくできてるんだ。ただ白石晃士はフェイクドキュメンタリーセンスのひとで劇映画の演出は壊滅的にヘタクソ。残念。

「ジョーカー」
いやアメリカ人が衝撃受けるのはわかるけど「これ日本人に当てはまる問題提起じゃないやろ?」と思うとよくできてはいるけど面白くはない。ざっくり言うとひとごと感。

「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」
前作でもう諦めたところからの「こんなもんでいいんだよ」なので言葉にすると悪口しかない。キャスリン・ケネディがブレブレだったせいだろうと思う。もう好きにやったらわ

「羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)」
中国アニメのいまを知るのに観て良かったしよくできている。日本のアニメにもうアドバンテージが無いのがわかった。でも徹底的に僕向けじゃないんだ、すまん。それはどうしょうもない。

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」
ただオタクなだけのヤツに撮らせたらヌルいオタクだけ喜ぶバカ映画ができるだけなのは「パシフィック・リム」の続編で学んだんちゃうんか?レジェンダリーさんよ?あ?

「アリータ:バトル・エンジェル」
版権持て余してるから言うて人任せにするなよキャメロン。銃夢は緻密だからおもしろいマンガなんだよ。それをロドリゲスに投げたら当然ダサいわ。アリ―タのキャラだけは良い。

「ブライトバーン/恐怖の拡散者」
なんていうか、これだけスーパーヒーローのメタ話が溢れてるのにそのままやっちゃった。無くても困らない映画。

「スペシャルアクターズ」
イソップが酷すぎたけどまあ本命はコッチだよな?と思って見たけど「上田、おまえはもう映画撮らんでもいいわ」って思った。向いてないわ。

「イソップの思うツボ」
いやね、観てるあいだ海のモンとも山のモンともつかない意味わからなさではこっちのほうが興味は持続するよ。その後来るのは怒りだけどね。


はい、以上です
(前置きの割にはいろいろ辛口になったなwww)
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