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2020年01月04日05:28

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専門家に聞く、アルツハイマー病は治療できるのか?

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ラエリアン・ムーブメント
未来を恐れない人々へ : http://www.rael.org

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■専門家に聞く、アルツハイマー病は治療できるのか?

認知症ほど怖ろしい病気はないかもしれない。認知症のなかでも、最も広く見られるタイプがアルツハイマー病だ。アメリカのアルツハイマー病患者は500万人に上るが、高齢者人口が増え続けるのに伴い、その数は2倍以上になると見られている。

アルツハイマー病の治療費はぞっとするような額になる。というのも、患者には広範囲にわたる介護が必要で、この病気は患者が亡くなるまで何年も続くからだ。アルツハイマー病の患者では、当惑するような人格変化が見られることも多い。そんなふうに、愛する人が暗闇に沈んでいくのを目にする家族にかかる心理的負担は、おそろしく甚大だ。

認知症に関連する医療費はこの先の数年で急増すると見られており、それだけでアメリカの医療制度を破綻させるおそれがある。この拡大する危機は、きわめて不吉な様相を呈している。

というのも、1900年代はじめにドイツの精神科医アロイス・アルツハイマー(Alois Alzheimer)によって最初の症例が報告されて以来、アルツハイマー病との闘いにはほとんど進展が見られていないからだ。

以下で紹介するきわめて有意義な対話では、アルツハイマー病の専門家として有名なグレゴリー・ペツコ博士とともに、研究者が何十年も「見当違いの努力」を続けてきた経緯と、それほど長きにわたって重点の置きどころがまちがっていた理由が議論されている。だが、心強いニュースもある。研究の焦点を変え、もっと有望な方向へ切り替える医師が増えているのだ。そして、ペツコの先駆的な洞察には注目が集まりつつある。ありがたいことだ。

進展のなさに加えて、この分野にあてられる研究資金の少なさにも驚かされる。幸い、アメリカ政府の膨大な支出をさらに増やすことが答えになるとはペツコは考えていない。たしかに、連邦政府にはもっとするべきことがあるし、実際に意味のある形で支出を増やし始めている。

だが、より速い成功に欠かせないのは、民間の関係者がもっと多くの資金と頭脳をこの分野の研究に注ぎ込むことだ。そして、ペツコがまさに指摘しているとおり、さまざまな道を追求する必要がある。政府主導の取り組みでは、それは不可能だ。

大きな課題が存在している。私たちはペツコの警告に耳を傾け、その洞察を信頼したほうがよいだろう。

普遍的な病としての認知症
アルツハイマー病の研究資金について

「アルツハイマー研究に費やされている支出は、現時点では20億ドル(約2183億円)前後です。2019年度の予算では、もう少し増えるはずです。それは良いことです。しかし忘れてはならないのは、アルツハイマー病患者の治療に毎年2000億ドル(約21兆8300億円)が費やされているという点です。つまり、この疾患の治療法を探す取り組みの100倍にのぼる額が、疾患の治療に費やされているわけです。ですから、まだ十分な支出とは言えないでしょう。

こうした支出が行われるだけでも、これほどの時間がかかってきた原因には、多くの問題があると思います。しかし、なかでも大きな問題として指摘されるのは、この疾患は長いあいだ、どうにもならないものだと考えられてきたことです。

さらに、別の問題もあります。ある有名な著述家の言葉を借りれば、残念ながらこの国は、高齢者のための国ではないのです。この社会で高齢者は、見えない存在のようになっています。健康な若者や、エイズ(AIDS)のような疾患を抱える若い人たちは、財源の改善を求めたり主張したりすることができますが、高齢者はそうした類の声を持っていないのです」

普遍的な病としての認知症について

「現時点でもっとも確実な推定によれば、アメリカには580万人のアルツハイマー病患者がいます。この数は、2050年までには1400万人近くにまで増えると見られています。この数は、あなたがおっしゃるとおり、イリノイ州の人口を上回ります。念のために言っておくと、イリノイ州には大都市シカゴも含まれています。

そしてアメリカ以外でも、世界中で同じことが起きています。その原因は、人口の高齢化です。今世紀末までの予測が出ています。いま生きている人たちのなかにも、少数かもしれませんが、今世紀末ころまで生きる人もいますよね? 今世紀末に、全世界のアルツハイマー病患者は3億人に達すると見積もられています。これはアメリカの総人口と同じです。認知症患者全体をひとつの国として見れば、地球上で9番目に大きい国ということになります。つまり、途方もなく大きな問題なのです。

そしてアメリカにとって、この問題は途方もなく大きな負担でもあります。現在のところ、アメリカでは認知症の治療に毎年2900億ドルが費やされています。今世紀の半ばまでには、1兆ドルを超える額に膨らむでしょう。あなたが国民皆保険制度と、完全に民営化された医療保険制度のどちらを支持していてもかまいませんが、どの医療保険制度を採ろうが、アルツハイマー病を治療し、予防し、拡大を抑える方法を見つけなければ、この疾患ひとつで破綻してしまうでしょう」

民間セクターのアルツハイマー研究資金について

「アルツハイマー病のような疾患の治療薬の開発には、5億ドルから7億ドルの費用がかかります。この点は、民間セクターが支援できます。製薬会社には、そのための資金があります。それを投資するべきです。そして、学術界にいるわれわれが、民間セクターの人たちにはたらきかける必要があります。

私がこの疾患の研究を始めたころに、特に重要なこととして取り組んだのが、ごく早い段階で民間セクターとパートナー関係を結ぶことでした。なぜなら、治療薬の開発は素人にできる仕事ではないからです。エリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren:民主党の大統領候補)には申し訳ないのですが、連邦政府が製薬事業に関わるべきだという主張は、まちがいだと思います。

連邦政府は、製薬に関しては素人です。これはプロがするべきことです。そして、プロは誰かといえば、製薬会社やバイオテック企業です。そしてわれわれ研究者は、私たちが直面する現実的な真の問題に取り組むために、研究の早い段階でそうした企業と手を組まなければいけません」

【元記事】
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200102-00031605-forbes-hlth&p=1

「平和のための1分間瞑想」
https://www.raelianjapan.jp/1m4peace

実話マンガ「地球人は科学的に創造された!」
http://mugendo.co.jp/download_manga.html

日記を読んでいただきありがとうございます。
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