i ―新聞記者ドキュメント―

東京新聞の望月記者を追ったドキュメンタリー。
考えてみると彼女は普通の記者活動をしているだけなのだが、突出して見えるというのは、いかに今の記者クラブ制の中でなぁなぁな取材をしている「記者」が堕落しているかということだ。あいつらはジャーナリストじゃない。「御用聞き」だ。

那覇のシーンから始まるので個人的に最初から引き込まれる。
それにしても菅や上村秀紀報道室長の酷さ、そしていかに国民が舐められているか…
ま、そんな政権を支持している国民も多いんだが、劇中でも出てくる、外国人記者からの私的。いかに日本の報道が歪んでいるか。
これでいいのか？

最後に監督が「i」に込めた意味の謎解きっぽいコメントを入れる。右でも左でも、集団がなにかに取りつかれると極端に突き進んでしまう。常に「i」、「個の私」の気持ちを忘れないことが大切なのだと言いたいのではないかと勝手に思った。

ところで籠池さん夫婦のシーンも面白い。奥さん、大阪のオバチャン丸出し。喋り過ぎやろ（笑）
元はアベと同志だったはずだったのだが、今や言ってることは私らとほぼ同じ（笑）
息子はどうしちゃったのかねぇ？アベヨイショばかりしてるが…

久しぶりにパンフレットを買ってしまった。