南天

cutとcolorした。

いつもと違う対応に違和感しかない。
もうそろそろ...。
違うかもしれない。
何もかも全てが。

ニセモノの世界で、
ニセモノの人間と、
ニセモノの会話して疲れた。


本物の世界で、
本物の人間と、
本物の会話をして取り戻す。


ニセモノになったモノ...。
仕方がない。
また、本物を買えばいい。
モノはしょせんモノだし。


ほんのちょっとの違いが、嫌になる。


監視社会にうんざりしていた。
どこにも自由がない。


みんな見えないモノを抱えながら、
生きている。
答えがないまま過ごす毎日は長い。
息抜きして、ちょっと逃避しながら、
日々を過ごしている。
いつか、答えにたどり着く。
気長に向き合い続けるしかない日々。


無花果の揚げ出しが食べたかった。
それは相変わらずボリュームのある１品だった。

ずっと昔の本物の自分を見ていた。
ニセモノみたいなイマの自分を励ましていた。

心を取り戻す。
懐かしい道を歩いて、遠回りして帰った。
本物のことだけ浮かべていた。