しなの北国街道そば紀行 その2

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　終点の、
別所温泉駅に着きました。



いかにも古き良き温泉の玄関口駅、といった感じの雰囲気は健在ですよ♪


乗ってきた列車が折り返し発車してしまうと、ローカル線の終着駅らしい空気感が更に高まる気がします。


改札口を通って駅舎の中へ、天井が高くて立派な待合室です。

そして駅の外に出ました。
やはり別所温泉駅といえば、この角度からの眺めですよね！


外からぐるりと、上田駅方面側に回り込みました。

こちらには「丸窓電車」として有名な、モハ5250形電車が保存されています。

無骨な印象を与えるリベットやシル・ヘッダーと、柔らかさの様な雰囲気を感じさせる丸い窓との組み合わせは、対照的だからこそ引き立つのでしょう。

　さて、
温泉街を散策しましょうか。
典型的なローカル駅前のタクシー営業所ですね、看板が無いので今は使われていないのでしょうか？

別所温泉には大学時代に友人たちと泊まった事があるのですが、こんなのあったっけ？覚えていないものですねえ・・・

ゆるやかな上り坂を進んでいきます、
味のある建物だなあ・・・

温泉街らしくなってきましたよ！平日の昼間なので人も少なく、ひなびた雰囲気が漂っていて良い感じです♪

飲泉所もありました。
ここでお昼ごはん、少し暑いので冷たいそばを。

食後は奥の石段を上って、北向観音様をお参りします。


境内には有名な「愛染カツラ」もありました。
ここは少し高台にあるので、遠くに上田駅の辺りも見えます。
またメインストリートに戻って進みましょう、温泉旅館はこの辺りに多い様です。
共同浴場の「大師湯」がありましたが、
ここは通り過ぎて、
その少し先にある共同浴場「石湯」に入ってきました！私の他にもお客さんが入っていたので写真は撮れませんでしたが、良い岩風呂でした♪

　しかし風呂から上がると、体が熱くて汗が止まらない！

という訳で、のんびりと涼みながら、

来た時とは違う道をぶらぶらと歩いて、
駅まで戻りました。

駅の出札窓口で記念にこんなものを買ってから、上田行きの列車に乗り込んで出発です。
下之郷に着く直前の車窓から、セミステンレス車体の上田交通5200系電車が見えました。今は倉庫として使われていて、イベントなどでは表で展示されるそうです。

　上田駅の1つ手前、
城下で降りました。ここから歩いて、


別所線の千曲川橋梁の隣に架かっている、道路橋の上田橋を渡ります。



この橋の上から、鉄橋を渡る列車をしばらく眺めていました。

線路とは反対の方も、とても良い景色ですね♪

その後は、別所線の高架橋沿いを歩いて、
上田駅に着きました。

　思っていたよりも早く上田駅に戻ってきたので、
本日には乗る予定では無かった、しなの鉄道の乗り場へ。
この旅の動機となった115系ですよ！しなの鉄道色の列車に乗り込んで、
戸倉駅まで行きました。
反対方面行きのホームには「台湾鉄路自強号」色の編成が！その奥には横須賀色も見えます。

さすがに元は信越本線の駅、長くて立派なホームですねえ。
跨線橋を渡って、向かいのホームへ。
いわゆる「山スカ」ですね。
すると反対側のホームに、初代長野色に塗られた編成が入ってきました。一気に4種類の塗装が見られましたよ♪

改札を出ました、いかにも昭和の国鉄駅らしい雰囲気です。
駅舎を出ると、

これまた昭和らしさが溢れる歓迎アーチが立っています。学生時代によく行ったスキー旅行の道中で、このアーチを国道側から何度も見ていた事を思い出しました。


駅前には趣のある建物も多く、別所温泉駅とはまた違うタイプですが、やはり良い温泉の玄関口駅ですね。
駅前の通りを少し歩いて国道18号線に出ると、この古民家があります。実はおそば屋さんで、ここが目的地なのでした。翌日以降に訪問するつもりだったのですが、時間が余ったので今日行ってしまおうと考えた次第です。
少し早い気もしますが夕食にします、
デザートはそばプリン♪
という訳で、また上田駅に戻って宿に入りました。これにて初日は終了です！

つづく・・・
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