星の流れに 身を占って何処をねぐらの 今日の宿荒(すさ)む心で いるのじゃないがなけて涙も 涸れ果てたこんな女に 誰がし.た・・というのは、戦後の歌謡曲。
横浜都市開発記念館で、奥村泰宏・常盤とよ子 写真展 戦後横浜に生きる。が開催中。
横浜市は戦後、中心部をはじめかなり広域に占領軍に接収されていた。
奥村、常盤夫妻はその占領下の横浜をフィルムに収めている。
奥村氏は、封太郎や戦争孤児、社会等を追っている。
常盤氏は、同じく、占領下で働く女性を追っている。
最初は戦争に負け、闊歩する米兵とそれに媚びする女性に強く反感するが、
写真を撮ってゆくにしたがって、彼女等のしたたかな生き方に
感銘をうける。
そうした戦後の、娼婦の姿とともに、女性の自立に向けた、支援活動、
性病絵の対策、そして当然ながらの米兵たちとの間に生まれた子供たち、
それらの病院や、施設もカメラに収めていた。
今、男女雇用機会均等法、女性の地位向上といわれ、
女性の社会進出も普通に聞く言葉となってる。
そんな女性史のなかで、
こういう歴史があったことを、改めて考えてみることができました。
http://www.tohatsu.city.yokohama.jp/feature.html。
ログインしてコメントを確認・投稿する