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2018年10月07日11:41

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キャッシュレス社会

長女が通っている大学は日本で有数のキャンパスの広さを誇っている。別の見方をするとひどい田舎に立地しているということでもあって、学生の大半はキャンパス内の学生宿舎か近くのアパートに住んでいる。幸いなことに我が家からは電車とバスで1時間ほどで行けるので、長女は少数派の自宅通学生。

一人住まい(中にはカップルで同棲する輩もいるかもしれぬが)の学生のために、大学がキャンパス内に食品スーパーを誘致して、先週開店した。へえと思ったのは、この店がクレジットカードと某大手小売系電子マネーしか扱わないこと。つまるところ完全キャッシュレス。お店の側からすれば確かにキャッシュをまったく扱わないほうがオペレーションとしては楽だろう。北欧とか中国ではキャッシュを持たなくても生活できるというニュースを最近耳にするが、日本でもそうした社会に近づきつつあるのだねえ。

…と思ってたら、この話にはウラがあるということを長女から聞いた。キャンパス内の立地であるにも関わらず、この店ではアルコール類も扱っているとか。未成年への販売を防ぐために、購買履歴が確認できるカード類しか受け付けないようにしたという意味もあるのだそうな。長女はもう成年なので堂々と買えるけど。
考えてみれば、キャッシュレス社会はどこで誰が何を買ったかがすぐに分かってしまうビッグ・ブラザー社会(a la "1984" by George Orwell)でもある。
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