mixiユーザー(id:4324612)

2018年09月05日09:29

88 view

【告知】9/6-9 てんでんライト「嵐ヶ丘」

2015年に「水没『さよなら』祭」を終えた直後に、

「次はお客さんが自分で懐中電灯で照らす芝居をしよう」

と思いました。演劇の主体は観客なのか・俳優なのか・風景なのかという根っこのところの問いに、じゃあ普通に無理なくお客さんが「作り手」の側になるようにステージを設定してみて、終演後に僕が答えを出すのじゃなく、見た・参加した人それぞれが答えというか「感触」をもって帰れる、帰ったあとも余韻をもってしばらく暮らせるような、そういう芝居をしてみよう。世界はてんでに照らした先に普通に広がってるはずだ、と思ったのです。

会場も演目もずいぶん検討しました。出演者も。で3年経ちまして、ほぼ理想的な布陣で本番に臨もうとしています。

北千住BUoYは廃業したサウナとボーリング場をあまり改装せずに、当時の設備がなんとなく残ったまま廃墟然としてエアポケットのように存在している、平原演劇祭には絶好のマッチングのスペース。演目は1986年にアングラの最後の一閃として上演されたバルザック風に余白豊かな政治ロマン劇「嵐ヶ丘」(ブロンテとは別の話です)。出演者は平原10年選手から人生ほぼ初舞台のルーキーまでずらりと15名。

全力で臨みます。台風に揺さぶられたこの島で、嵐の物語に。

ぜひ懐中電灯をお持ち下さい。世界はあなたの手のひらから始まる。

お待ちしております!!



公演詳細web site
https://arashigaoka2018.wixsite.com/mysite

ご予約
https://www.quartet-online.net/ticket/arashigaoka
5 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年09月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

最近の日記