セシル・ジョスリン 文・モーリス・センダック 絵『そんなときなんていう？　岩波の子どもの本』谷川俊太郎訳　岩波書店 1979年11月刊

昨日読んだ絵本。
セシル・ジョスリン 文・モーリス・センダック 絵『そんなときなんていう？　岩波の子どもの本』谷川俊太郎訳　岩波書店 1979年11月刊。

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「買物をしに町へでて、ワニとぶつかったら？　知らない紳士に赤ちゃんゾウを紹介されたら？　自家用飛行機でよその家の屋根に大きな穴をあけてしまったら？　そんなとき、なんていう？　 ゆかいな礼儀作法の本。」

What Do You Say, Dear? by Sesyle Joslin illustrated by Maurice Sendak c1958　の翻訳。

福岡市リサイクルプラザ頂戴本。

三十数年ぶりの再読。
1980年生まれの娘と一緒に読んだ時の反応はもう憶えていません。

「わかき　しんししゅくじょの　ための　れいぎさほうの　ほん」
「はじめまして。」
「どうも　ありがとう。」
「いいえ、けっこうです」
「どういたしまして」
「すみません。」
「けーきを　とって　いただける？」
「しつれい、なんて　おっしゃいましたか？」
「さがって　よろしいですか？」
「ごめんなさい。」
「ありがとう　げんきですよ、あなたは？」
「これで　おしまい。さようなら。」

…言葉遣いは至極当たり前な会話ですけど、その奇妙なシチュエーションの説明とセンダックの巧みな絵が笑わせてくれます。

『かいじゅうたちのいるところ』も読み直したいなぁ。

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もご笑覧いただけましたら幸甚と存じます。