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2018年01月17日14:03

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年寄りの仕事カレンダー

 (昨日に書いたもの。そのまま一日遅れでアップ)

 昨日で小正月も終わり、お正月気分も完全にオシマイ。
7日朝に「私奴の仕事始めは、まずは坐禅から」と興聖寺に出かけたが、お寺では秋葉講行事(新年の大般若祈祷法要。茶処宇治では、製茶過程でよく火を使うことから火よけの神さまとして、境内に秋葉三尺坊大権現を祀ったらしい)があり、参禅会はなかった。
結局、私奴の仕事始めは11日大学での倶舎論講義の聴講となった。昨日15日は、新年最初の陶芸(工房棟横の空地では、地元の人々がどんど焼き(とんど焼き、左義長)を催していた)。昨年末に釉薬をかけておいたコーヒーカップと二つのお椀が焼きあがっていた。この日の作業は、昨年末に粗成形しておいた湯飲み茶わんの仕上げや素焼きの終えていた習作の釉薬がけ。皆さんが椋の木の葉を用いての木の葉天目に挑戦していたので、私奴も試しに参画した。

 今日は、午前中から近くの診療所に出かけ、ここ二週間ほどの血圧降下剤の効果チェック、心臓エコー検査およびエルゴメータを使った運動負荷心電図検査および足関節上腕血圧比をみるABI検査。予約していたので検査そのものまでは順調に進んだが、それからお医者さんとの最終的な面談までに二時間近くも待たされウンザリ。内心では「こんなことをしていたら、余計に血圧があがるゾッ」とブツクサ。
で、
 診断結果は、血圧についてはOK,今しばし血圧降下剤投与を続ける。心エコー像と心電図検査では、検査データの説明と共にお医者さんが曰く「大きな心配はなさそうだが、少しく異常を認めます。心臓CTによる精密検査をお勧めします」と。
若い頃から今までは、医者の言葉には素直には従わなかったのが大抵の場合だったが、まあ寄せる年並も考えあわせ、「ここは一番、精密検査で無罪放免を勝ち取るのが、心の病(?)から逃れる得策か?」と素直にCT設備の整った大病院への紹介状を頂くことにした。

 スマホに精密検査予約日時やら病院名を打ち込み費用支払いを終え、調剤薬局で薬を受け取り終わったのは、午後三時半にもなっていた。今までは、ルーチンな聴講・坐禅・陶芸の日程と単発のワル友との飲み会日程程度しか打ち込まれていなかったが、新たに精密検診予約だの診療所訪問日程だのが加わった我がスマホのカレンダーを眺めていて、しみじみと「オレも後期高齢者らしい仕事(?)が増えたなア」と実感!

 帰路、この日は女房殿の誕生日でもあったので、ゴマスリ用にとばかりにケーキ屋さんに立ち寄った。一番シンプルで小さな円筒形のヤツを指さしたら、お店のオバアサンが「お誕生日用ですね。ローソクの数は?お名前はどうしましょう?」と訊いてきた。「そうか、これはバースディ・ケーキやったんか」と気が付いた。曖昧に首を縦に振りながら、「いえ、ローソクも名前も不要です」と答えたら、「では、その代わりに」とオバアサンはクッキーを二枚余分にくれた。なんだか、すこしばかり気恥ずかしかったなあ!
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