mixiユーザー(id:11211017)

2017年11月04日22:16

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映画「ブレードランナー2049」感想

前知識は予告編とネット公開された短編のうち最初の1本だけで鑑賞。

どんな物語となるのだろうと思っていたが、まさかあんな物語だったとは。
前作における死と生、生命と人工物という命題をさらに深掘りする作品だった。
具体的に書くとネタバレになってしまうので、ここではふれない。

映像的には、タルコフスキーとキューブリックの名前が頭に浮かんだ。
前作から実社会でも作品上でも数十年の歳月が流れ、どちらの世界も大きく変化している。そんな中で、前作と同じ哲学を追究しようとした姿勢は高く評価したい。

しかしながら、多くの伏線が未回収のまま残されたことも事実である。
本作がブレードランナーたるKの物語であると言ってしまえば終わりかもしれないが、ハリウッド商業主義の「当たれば続編」的な作り方だとすればそれはちょっと悲しい。
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