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2017年08月18日20:50

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ローマの旅(7)

8月13日

この日は、まずバスに乗って、パンテオン方面に行った。

ローマでバスは慣れていないので、運転手に「Pantheon」と書いた紙を見せ、そこに行くかどうかを聞き、どこで降りるのかも 確認した。

運転手のすぐ脇に立ち、いつでも降りられるようにしながら、「Pantheon」はどこかな?と独り言を言っていたら、運転手が 指さしてくれて、どうやらそこで降りるのだと分かった。

そんな感じでバスを降りてみると、パンテオンはどこなのかさっぱり分からなかった。

適当に歩いて、ガイドブックを見て歩いていたら、現地の人が声をかけてくれた。

そして、やっとパンテオンが見つかった。

でも、パンテオンは午前9時からしか開かない。

それで 開いている教会はどこかを捜したら、サゴスティーノ教会が開いていた。

この教会は 8時には開いているとガイドブックを見て知っていたので行った。(8時半くらい)

この教会には カラヴァッジョの「巡礼の聖母」があるので、どうしても行きたかった教会である。

それから、ラファエロの「預言者イザヤ」というフレスコ画もある。

この時間は 教会はほとんど人がいなくて、静かだった。

カラヴァッジョの絵があるのに、暗くて 絵はほとんど見えなかった。

それで、この教会で絵ハガキを買った。


そこからパンテオンに戻ると、もうパンテオンは開いていた。

パンテオンにはラファエロの墓があり、墓にはロレンツェットの聖母子像が上に載っていた。

ラファエロの墓の隣にはイタリア国王ウンベルト1世の墓、また向かいには初代国王エマヌエーレ2世の墓もあり、ラファエロはよほど重要人物だとされていたんだな。と、思った。

国王の墓の隣に墓があるのだから、凄いな。と、思った。

クーポラの天窓から光が注ぎ、神聖な場所だと改めて感じた。



それから、サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会に行った。
この教会が開くまでパンテオンで待っていたのだが、せっかく教会の中に入ったと思ったら、ミサが始まるのか観光客は追い払われてしまって、じっくりと教会内を観ることができなかった。

ロマーノ「受胎告知」やフィリッピーノ・リッピ「聖トマス・アクィナス」の絵や、ミケランジェロの彫刻「あがないの主イエス・キリスト」も見たのか見ないうちに追い出されたのが 残念だった。

それで、ナヴォーナ広場に行ってみることにした。
ナヴォーナ広場には、ムーア人の噴水、四大河の噴水、ネプチューンの噴水があり、サンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会にも入ってみた。


それから サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会が11時半に開くのを待った。
11時半になると、10数人の司教なのか分からないが、何しろミサが終わって出てきた。
それで、やっと観光客が中に入れる状態になった。
教会の中は 煙だらけだった。
ミサで線香を焚くのかなあ。そんな感じだった。
この教会もカラヴァッジョの絵があり、それも3部作で 「聖マタイの召し出し」「聖マタイの殉教」
「聖マタイと天使」である。
その絵を見たくて、11時半くらいに大勢の観光客が集まってきた。勿論、私も。
ここでコインを入れると、何分か絵に光が当たって絵が見えやすくなった。

カラヴァッジョは凄いな!!

カラヴァッジョ巡りは これで終わりなので、またバスに乗ってテルミニ駅まで戻った。



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