少し前に、よけいな事を思いつく。
今度タミヤから出る6WDマシンは、オプションで4輪操舵のシステムがある。
今から30年以上前に、ラジコン界で4WSが実戦投入され、消えていった事を思い出す。
私が当時出来なかった、4輪操舵システムにチャレンジします。
(よけーな事)
目的ですが、コミカルな小回り性能とかドアンダー対策とか
4WDのタイトコーナーブレーキング現象対策とか…
ホンネは、「自分がやりたいから」だけどね。
必要そうな部品は揃えたので、いざイバラの道へ突撃。
デカい後輪が操舵するのだから、可動部分や範囲がものすごく増える。
アチコチが干渉しまくる。 思うようにレイアウトが進まない。
サスペンションが大きくストロークする際の干渉も対策せねば。
どこにどうやって置いたら、干渉しないのか… トライ&エラーの繰り返し。
なんとか、カタチになった。
後ろのステアリング機構が、ものすごくメカニカルな雰囲気を出している。
最初に予想した以上に、まとまりが良くなった。
やはりメカは美しくなければ。
部屋でチョイと走らせたら、面白いくらいに小回りが利く。
最小回転半径は40cmくらいかな。
このコミカルな動きは、まるで軽快に動く戦車のようだ。
次の実走テスト、楽しみだな。
ちなみに、実車では4WSの名が消えていますが、ちゃんと生き残っています。
日産の「HICAS」に代表されるスタビリティ制御、実は4WSです。
3軸の大型観光バスとか、軍用車でも使われています。
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