昨日は某人と近所の浄水場まで桜を見に出かけた。
某人は仕事の帰りでお腹が減っているかと思い、家で作った
ご飯をお弁当箱につめて待ち合わせ場所に参上した。
家族以外の人に自分の手料理を食べてもらうのは
なんだか緊張するのであるが、某人いわく
美味しいとまずいの間だと美味しいとのことだった。
しかし少し煮え切らないところがあるのか
某人はどう表現すればいいかわからないと
いきなりウンウンと悩みだしたのだった。
某人いわく、北野武の映画座頭市で
登場人物の背景が音楽で表現されていたように
お弁当を食べている時に味から家庭環境のようなものを
感じ取ったようだった。
が、それが良いものか悪いものかもよくわからないようで
とにかく言葉で表現するにはどう表現すればいいか
わからない複雑な感情になったようだった。
ふとその様子を見て思い出したのが
自分の漫画を編集者に見せた時のことだった。
うーんと悩んで煮え切らない返事をする。
打たれ弱い私は実はこういう無言の返答というのが
非常に苦手だったりする。
もともと、ダメ出し自体受けると繊細」な心ゆえに
折れそうになるんだけれど。
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