正しい前提(情報や理由)があり、論理的展開も正しければ必ず正しい判断が得られる!・・・わけではない。
有名なマーケティングのネタ「靴を履く習慣がない人々に靴が売れるか?」という状況で
Aは「皆が履いてないから売れる!」と考え、
Bは「皆に靴を履く習慣がないから売れない」と考える。
二人とも同じ正しい情報があり、論理的展開も間違いはない。
だが出す結論は異なるということは往々にしてよくあることだ。
「人生の選択には常に正解があるわけではなく、自分が正解を決める」ものもあるとは
こういうことだ。
どうせ私もあなたも皆も遅かれ早かれ死ぬわけだが
A「どうせ死ぬなら死ぬまでに周囲と楽しく、皆の役に立とう」と
B「どうせ死ぬんだから周囲のことなど考えず自分最優先で生きよう」とでは
真逆の結論だ。
どちらを選ぶかはその人物の性格(楽観的か否か)とかそれまでの価値観によるわけだ。
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