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2017年02月14日08:30

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広島の街を歩いて

 岡山の宿場町から広島の大都会に移動。ママさんカメラマン・Fさんの本拠
地なので、最初から安心はしていたが、私は携帯を紛失してタブレットでメー
ルのやりとりをするしか通信方法がない。この日は別行動だったので、ちょっ
とだけ迷子にならないかと不安になる。でも、ちょっと歩いただけで、そんな
気持ちはすぐに吹き飛んだ。街が碁盤の目に整備されており、札幌のススキノ
みたいな感じ。これなら地図を手に入れなくても大丈夫、とすぐに確信した。
よくぞ復興したものだと改めて思う。ただ、広島市も何度か取材で足を運んで
はいるが、ゆっくり歩いたことがない。今回はいい機会になった。
 中1日が空きになったので、私は1人で原爆ドームへ。震災の年の8月15
日、『田舎暮らしの本』の柳編集長とFさんの3人でここを訪れたのをはっき
り覚えている。ただ、そのときはあまり時間がなかったので、この日に原爆資
料館を訪ねた。実は、亡くなったばかりの父が押し入れに広島の写真集をしの
ばせて、それを子どもの頃に恐る恐る眺めた記憶がある。改装中の資料館は予
想したよりショッキングな展示ではなかったが、原爆症で亡くなった少女の一
生を追ったコーナーは心を打たれた。もちろん、オバマさんのあの折り紙の鶴
も見学。ストロボを使わなければ撮影OKなのも、この資料館にふさわしい配
慮だと感じた。
 夜はFさん再合流し、有名な繁華街・流川通りの個室居酒屋に繰り出す。彼
女がホットペッパーで予約してくれた「海匠」という店は、何と食べ放題、飲
み放題で1人たったの3500円。しかも時間制限なしだ。もう遠慮なくフグ
やアナゴなどの海産物、にぎり寿司、串揚げなどを次々と注文。酒もワインを
中心に、浴びるように飲んだ。Fさんは私に負けない酒豪で、ガンガンと胃袋
に流し込んでいる。本当はもっと飲みたかったが、翌朝は6時台にフェリーに
乗る予定が。取材に支障が出てはまずいということで、8時に切り上げた。わ
かりやすく、歴史や放射線の勉強になって、夜もリーズナブルな広島市。一辺
で大好きな街になった!

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