いつしか東大コンプレックスの学生の割合が増えてきて、何だかキャンパスの雰囲気がおかしくなっていたのが昨日のことのようだ。教授陣も純血主義が問題になっていて、いや、実際学校も機能不全の臭いはしていたんだけどね。
その反動で教員も事務職も広く外部から入るようになったけど、学生も学校もだんだん早稲田らしくなくなってきたな。
今の卒業生は均一化されていて、一目で出身校が分かる奴はいなくなった。
建学の精神なんてのもとっくの昔に吹っ飛んでしまったのかなあ。
いまだに折に触れ、頭の中で校歌や「紺碧の空」を口ずさんでしまう自分はカビのはえたアナクロ人間なのかなあ。
今回の件。在野の雄が権力に尻尾を振ったことで大学の歴史は一変した。
早稲田の3文字がただのブランドに成り下がったのも時代の流れ。とはいえ膨張する官僚支配がここに極まった証拠でもあり、恐ろしいことだ。
現職の次官や関係者が懲戒処分になろうが、天下った官僚がクビになろうが、軽く幕を引いた後、ちょっと間をおいてどこぞの団体や企業のしかるべき役職にそっと天下りなおすはずだ。
そこで2年ほどおとなしくして高額の退職金をせしめてひっそりと悠々自適を決め込むというわけだ。
この程度の不祥事で揺らぐほど官僚支配システムは柔じゃない。
メディアも本気ならそこまで追い続けなければ今回の件も何の意味もないだろう。
さあ、どうする?
■早大総長「文科省関係者お断り」と言い切る自信ない 天下り問題で会見
(THE PAGE - 01月20日 20:32)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&from=diary&id=4394372
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