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2017年01月04日15:55

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あけましてあけまして

ことしもよろしうに。

ここにあるのはいつも通り去年末のセッションのメモから始まる年始の日記ですけどね!


去年末金曜日、カオスフレアSC、アンクィス氏GM。超時空要塞マグロが来てしまったの巻。
大晦日土曜日、天羅零、DD3氏GM。あっ年を越せないセッションだ!これも恒例になってきたぞ!の巻。
年始火曜日、ウォーハンマー、ましゅまろまん氏GM。ターミネーターVS冒険者か…お正月特番かなの巻。


マグロ、ご期待ください
のワードだけでいつかカオスフレアのシナリオやったるでとアンクィス氏が意気込んでからしばらく、
去年はマクロスの新作もあったし
とうとう実現してしまいました。





宇宙戦艦に匹敵する大きさのビンチョウマグロ、「アルバコア」が
オリジンに飛来してクレーターあけるし
ネチェル戦団を壊滅させるし
信長は食べたがるので


防衛、仇討ち、食欲、食欲(PC4は自ら食べたがっていた)などの理由から
めいめいこのバカでかいマグロとの戦いを決意していくのですが


今まで低頻度の災害程度にしか訪れなかったマグロが
高頻度かつ計画的に被害を出していることに異常性を感じ、調べていったところ
ネチェル出身の反テオス活動団体によって「養殖」されており、
被害を出しているマグロ個体を数十匹から数百匹をその口の中…というかドックに擁する
想像を絶するでかさの半機械化マグロ母船がある宙域に存在するので
そいつを討つため、PCたちはバイキングの船など漕いで宇宙に攻め出ていき
強攻型に変形した巨大超時空戦艦アルバコアをサバいてやるという
そういう。



(PLが思い出した歌)



これ「敵がマグロ」で「敵艦を食う」という
「敵が戦艦」なので「敵艦をおとす」に対してワードの入れ替えが起きているという限りで
実は方向性は王道。

いや、評し方としては逆がいいのか。
王道なお話の、ピンポイントな一部を外すというか変えてしまうことでギャグ化してしまうというジャンルになると思いますが、
最後まで突っ走るか、途中でツッコミを入れるのか、
そこが問題。
「…マグロじゃん!」ってどこかでPCが言うべきだろうか?
イロイロと試されます。

そういう意味では、このシナリオ、構造としては悪太郎さんの、
野菜軍団と戦った央華シナリオと近いと言えば近いのよねー。
「ごぼう一撃符」と「イニシアチブ毎に脂が乗る判定」とかはほぼ同じ方向性のセンスだと思う。




とはいえ、オープニングというかハンドアウトからマグロであることは分かり切っておりますし
実際に起きている被害は巨大災害ですので
今回は最後まで大体の人がボケ倒す方向でマグロと戦っておりました。
全然リカイが及ばねえ……!というツッコミロールプレイを最初からうまくやっていたのはテオスのヨリさんくらいだったかしら!
梨華さんのコラプサーの幼女は容赦なくマグロを飲み尽くすし
アルバコアが相手とあっちゃあとウチのオリジンは天龍ちゃんみたいなものがバットでマグロ打ち返そうとするし(ゴロ)
悪さんの富岳のサムライは新しくとった宇宙戦艦をいかにヴィークルチャージしてマグロに目抜きするか考えてたし。


サークルがOB会に移行してから年寄りとのセッション回数が増えているところですが
若い人中心の卓に入れると感性が洗われていいですね。

次はしらたきさんを巻き込まないと。




九州戦国天羅は終わらなかったね!
理由はいくつかありますが……

まず筆頭に上がるというと
現在、戦争がひと段落ついているのですが、
これまで戦争に追われて、あるいは次の戦争のためにすべき対策行動に追われて
「ただロールプレイをする」つまり気合を稼ぐ”だけ”という「天羅で共通的に行う戦力増強」行動を
あまりする暇なかったこともあって、
溜まってたもんをみんなでワっとしたことと、

ということは
戦闘戦争にMPの一種としてつぎ込んでいた気合を
今回稼いだ気合こそはと、成長行動につぎ込めることになったわけなので
ここぞとばかりに成長方針を考えることになった結果幕間がちょっと伸びちゃったことと、

なんやかやと出現した幕ボスは
カバーリング要員を大量に動員した耐久型(かといって手番を許すと即死級の攻撃が飛んできかねない)だったため
だれがどの順番で何回殴るかのパズル思考とその実行にしっかり時間を取ったことなど
複合的なことです。


でも、
「とにかく生き延びるために戦争に参加する」
という場をいったん離れて、
何で戦うの、どうなったら戦うのやめるの、
といったPCたちの精神的スタンスを改めて固める機会は設けていただいた形になっているので、
なんとなくすっきりは出来ているんですけどね。


とにかく
島津との戦線は一時決着。
4兄弟のうち3人の、とくに大軍を指揮できるものは死亡し、
2世代目の青年と、忍者将軍が残るのみ。
この二人に一領ずつ土地と城を安堵し、それ以上の追及をしないことで停戦に至っております。

しかし、
戦乱を起こし続けようとする神宮の魔手はいまだとどまらず。
立花と盟を結んで生き残っている竜造寺の将たちを、
軍師鍋島信生に成り代わった偽物が次々暴走サムライというか妖怪に改造して手ごまに落としていく、
特に妖怪らしい悪事を働けなかった復讐怨霊PCに代わって島津領内で怨霊事件をたくさん起こしていたニセ怨霊によって風評被害と戦争の気運が高まっていた、
など
一度は大友の城主を誑かしたニセ傀儡と同じ変化に長けた忍者による戦争ムード作成が次々露見し……
……この人一人ですごい頑張ってるな!


微塵隠れの術でもって爆風とともに必ず逃亡してしまう彼女(彼?)を
テラからやってきた破天荒なシスターによる、本来悪魔を逃がさずコロスための結界術でもって逃がさずふんづかまえよう、
今回こそとどめを刺そうという流れになるのです。


とりわけ、
せっかく盟を結んで竜造寺を存続させた立花PCはそれを無駄にされてはたまらないし、
怨霊傀儡PCは二度二か所にわたって自分の名を騙って罪を重ねた挙句、怨霊絶対殺すガールにその命を狙われる羽目になった元凶ですから
逃がすわけにはいきません。


150点の耐久力を持つ陰陽アヤカシを4体屠り、
500点の耐久力を持っていたらしいアヤカシを、最大戦闘力を持つPCが法術で抑え込んで無力化しなきゃならんという事態を越えて
なんとかこの忍びを討ち果たしたところでEND。

でも次回は本土の方からほったらかしだった毛利が
神宮の加護を得ながら責めてくるってさ!
それ、普通にまたあの規模の戦争来るってことなのでは!?
次回が……たの……しみ……(血反吐)!


直接の仇を討ったウチの怨霊傀儡、
孤児院をたくさん建てました。
傀儡の分を越えて苗字までいただき(つまり、宝物個体としての名称でなく”家”の名をもらったことになります)、
伊東の再興にも力を尽くせそうです。

まだ島津兄弟の当代は残っていますので、復讐が終わり切ったと言っていいかどうかはわかりませんが、
徐々に「復讐が終わったら」の方にシフトしていかなければなりません。
……「そなたらは生きよ」と、今わの際の主人に言われた言葉を成就させなければならないのは当然として、
怨霊としてはそれにすでに一度失敗していますし、
「生きているはずだった自分」のニセモノとしてあさましく生を送らなければならない現状、
ゼノギアスやらなんやら宜しく「生きて」の言葉はしばらく呪いとして機能することになります。

「愛する者のいない世界に一人残ることは、つらく苦しいことだ」系の文言は聖伝で初めて読んだものでしたが
ここを乗り越えるには一人じゃなくなる必要があります。
あからさまな影響受けてて恥ずかしいですが
孤児院っつったって「太鼓たたいて」の林芙美子の言葉そのまま
「この子たちのために死ぬのだけはよそう、と自分の命に歯止めをかけた」状態に過ぎません。
だってその子らが孤児になったの戦争してた自分らのせいだし。責任を取らなければ。
そういう「理由」がなきゃ生きるのを今すぐやめたい程度の絶望は持ったまま。
という意味では、まだまだ内向き。


うむ、なんしか頑張って幸せにしてやろう。
さても、どうやってしていこうかなあ!




年明けウォーハンマーは真逆、
リアル時間短縮のために前半部分を「上手くいった」感じでモノローグ朗読することで
実プレイカットをするという大胆なテクニックを見るところから始まりました。


扇動家であったPC旗下の学生運動家たちへの急な追及への対抗調査をするうち、
一人の教授による罪状調査が波及したに過ぎないことを突き止めたPCは、
その教授が混沌の勢力、あるいは混沌変異をしたものとの共存を唱える一派であることを突き止め、
関係者への丁寧な尋問の結果、しっかりとした言質と、都市を離れた北方の地でのさらなる活動の情報を得ることに成功したのである

みたいなモノローグをカッコよくスターウォーズめいて語るという(細部あいまいですが)。

これ
このくらい堂々とやれば普通にかっこいいのだなあ。
まあ、きちんと台本があることが大事でしょうが……。



で、
実プレイは
そうして出てきた混沌勢力とこの教授連中とがつながる活動を追っていって
人類と混沌勢力との最前線であった北方ミドンヘイムの地に赴き
さらなる活動の痕跡となんなら活動している連中のしっぽを掴んでこよう
というような依頼を魔狩人から依頼される、
というところからになります。

それもけっこう
十分な冒険かも!


帝国魔狩人による丁寧な尋問の結果出てきた
「灰」「ぬくもり」といったワード、服に付着した下水の香りなどを頼りに、
件の教授連中が「学術調査」名目で言っていたというミドンヘイムに
とにかく向かうことに。

この地はついこないだまで混沌の大勢力と戦争していた辺境地で、
復興中というか外国人の流入が激しいというか
ダレとどんな目的でコンタクトをとるということがたやすいところでもあります。

そのものずばり「灰のぬくもり」亭という下層宿を見つけたPCたちは
ここの主人にいろいろ聞いて回るのですが
知らぬの一点張りながら、どうも何かを隠すように歯切れの悪い態度をとるばかり。
別途教授連中の活動を追いながら、
この宿の亭主の後ろ暗そうな(前の亭主は行方不明とか、材木取引の窓口などを副業でやってて羽振りがいいらしいのだが形態がいまいち不明とか)情報なども集まってくるので、
そうした情報なども交渉材料にちょこちょこ詰め寄っていくと、
件の教授の研究内容への個人的興味の充足などを条件に、
彼がノーシャ名物奴隷商を秘密裏に営んでいること(材木は隠語のようです)、
件の教授が確かに客としてきて、おそらく何かに”消費”するための奴隷を買う契約をしていたこと、
引き渡しの場所が特殊だったこと、
といった情報を話してくれます。

その取引場所には地下下水道に続く入り口があり、
入っていくと、下水道の一角にかなりしっかりスペースを取ったアトリエがしつらえられ、
そこで見つかった資料には、
「人為的かつ選択的な混沌変異と、その利用方法」をつづった内容が……

人体を部分的に機械に置き換える混沌変異を繰り返し、
人知の及ばぬ機械人形と化した生物の兵器運用が実用性を帯びたので、
このサンプルを作成し、T−800と名づけ、試験を……


おいT800っつったか


そこまで読んだあたりで、
部屋の奥にある棺桶が開き、
中から人型鋼体の骨と人形を足して2で割ったような怪物が4体ばかり姿を現して襲ってくるのです!


こいつがさすがに硬い硬い。
8〜10点ほどのダメージ減少を誇り
宣言命中する範囲グレネードランチャーを一人一発は撃ってくるのです。
ダメージ自体は3点スタートと大したことないかなと思いきや
こいつが売るリックの憤怒2回転、26点(防具無視)をたたき出してくるなど脅威の活躍。
こちらも複数回の憤怒を図らずも返して
互いの堅さに見合わぬスピード決着。
これらを証拠として持ち帰るかどうしようか、帰る算段を考え始めたというところで今回はお開き。
あ、帰るだけでそれはそれでまた冒険があるのか……。


しかし26点はやばかった。普通に−3からのクリティカル表。


……お土産で買った「ヘルキャノン被ばく跡地の石」
10面体で10が出たら本物→10
それ買って持って100出たら混沌変異→99
GM「君は尾の異様なうめき声をあげる石に引き込まれそうになったが、とりあえずそれを売ってたやつはしょっ引かれていったよ」

などのスレスレ生存を
今回だけで2度経験しましたが

不運をたくさん消費したとみるべきか
悪運を消費してしまったとみるべきか。
まあ、しばらくは大丈夫でしょー(慢心)!



そんなこんな、
今年もセッションやっていこう。

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