最初の地震のニュースからずっと関連するニュースを見ている。活断層のズレが連鎖してえらいことになっている。
特に山間部で地滑りなどで道路が寸断されて、しかも家屋が倒壊して孤立している人々は深刻だ。
場所が数多く分散している上に、救援拠点の確保が難しく、効率的な支援が難しいからだ。こうした場所はライフラインの復旧よりも命を繋ぐための物資を継続的に補給し続けなければならないからだ。
山間部では拠点づくり一つとっても困難がつきまとう。ヘリが下りられるだけの平地の確保、物資を保管する施設と配給するスタッフの資機材。場所がなければまず重機を降ろして整地から始めなければならない。
そんな時間はないからまずは物資の投下しか手段はあるまい。あるいは救助を優先して被災者の運搬が現実的な線だろう。
九州独特の火山灰でできたシラス台地は水にめっぽう弱い。ここ数年の豪雨災害を見て分かるとおり、罹災と復旧の繰り返しである。
この地震が一時収まったとしても、梅雨にはまた豪雨がやってくる。都市部は別としてこれだけ広範囲だとしばらく復旧は難しいだろうなあ。
津波で多くの人命が失われた東日本大震災とは違い、多くの人々の生活がそのまま宙に浮いた形で被災者になっている。単純計算で失った家屋の分だけ需要があるわけで、それが喫緊の課題として目の前に突き付けられている。
災害初期の段階ではまだ秩序は保たれているが、行政がモタモタしていれば1週間もしないうちに矛先は自治体や国に向けられるのは明白。えらいことになるだろう。
相変わらず地震は続いている。一体どうしたら・・・・・今回ばかりは難しいぞ。
熊本地震 生活支援チーム設置
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3951847
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