2015年に出会った音楽を、ジャンル別というか傾向別に分けて振り返ってみます。まずは温故知新。昔々、黒沼の淵から様子を窺ってた頃よく聴いていたジャンプ系の音盤から。
但し、今年発売された物とは限りません。というかそちらの方が少ないです。
●『ロッキン・リズムン・ブルース・フロム・メンフィス』
<ホーム・オブ・ブルース>作品のコンピ。ウィリー・ミッチェルを黒幕に、ロイ・ブラウンらの痛快サウンドが弾け飛ぶ一枚。昨年出会った全てのアルバムの中で個人的ベストワンだ。
ROY BROWN - ROCKING ALL THE TIME
Willie Cobbs / You Don't Love Me
●ルイ・ジョーダン『ゴー・ブロウ・ユア・ホーン』
ラインナップを概観するだけで、記憶のアルバムがパラパラめくられる。あれもこれも欲しくなり棚の前でもたもたしてしまう。<オールデイズ>シリーズは私にとってそんな企画だ。かつてのアイドル、ルイ・ジョーダンも生々しいサウンドで聴き直せて嬉しかった。
Louis Jordan and His Tympany Five - Yeah, Yeah Baby
Louis Jordan and His Tympany 5-Fat Back and Corn Licker
●『天才ジャイヴ・ギタリスト テディ・バン』
テディの職人技を味わうばかりでなく、ジャズ界からは疎んじられ、ブルース界からは敬遠されがちな「臭いジャズ・サウンド」が愉しめるのも良かった。
Guitar In High - Teddy Bunn
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