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2015年12月15日17:31

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とてつもなき聖域を歩く

ここ数日はあまり雨も降らず、さすがにそろそろ雨季明けかな?という感触がし始めている、アルナーチャラも雲に覆われて全容が見渡せない・・というのがなくなってきた。

そんな具合なので8日のギリプラダクシナは久々にしっかりと御山のお姿を臨みながらの1周となり、もし聖火が短縮されず通例通り2週間灯されていたらこの日がラストだっただけに、「聖火を仰ぎ見ながら歩く」完全版?が実現できたのだが・・・。


さて10日には久々にアシュラム裏門からの登山道を歩き、スカンダアシュラムまで往復してきた。

http://www.geocities.jp/ramana_mahaananda/ramanasramam-holder/around-Ashram/m-way.htm

考えてみれば10月下旬にご案内で歩いて以来・・ということになる。すぼらな性格で「面倒くさい」ことが何より嫌いな私なので、「そろそろ行こうかな?」と思いつつも「まあ、またそのうちに・・」と暢気に構えていたらいつの間にか1ヶ月半も遠ざかってしまったのですなあ(笑)


もっとも11月上旬以降の雨天続き(「歴史的大雨」だったからね)のせいでもあったのだが、このまま「まあ、またそのうちに・・」を続けていると結局行き損なう羽目になりそう・・なので思い切って?出かけた次第。


さて久々に歩いてみると、何だかこれまでとは違う感覚に包まれたようなインプレッションが大きかったのである。

もちろんこの山道もこれまでのあしかけ20年になりなんとする毎回の滞在期間中に何度も歩いているわけだが、(3日に一度のギリプラダクシナほどの頻度ではないにしても)この山道も大概誰かが前後して歩いているし、石細工売りやらサドウさんがあちこちに座っていたりで、「完全に独り」になって歩く・・ということにはなかなかならないが、今回は割合「完全に独り」で歩いた時間が長かった・・ような気もする。


それだけに今回は、これほどの御神威とでもいうような濃密かつ清澄な波動が深々と浸透してくる感じを体感できたのかもしれない。

何かこれに似通った感じ・・をあげると、やはり日本の大きな神社の参道、例えば伊勢内宮の早朝参拝の時に近い・・だろうか?

実際この感覚は「自覚的フリー神道イスト」を自認する私には「大変近しい」親和的な波動なのである。


もちろんアルナーチャラとは「山の姿としてこの現象世界に顕現しているシヴァ神そのもの」である・・のだから、その中を歩くというからにはとてつもない聖域に入り込んでいるわけである。


そしてスカンダアシュラムは巨大な岩盤の窪みの中に建てられており、屋上に上がるとまさしくその巨岩と大木が鎮座ましまし、一方の岩肌からは清水が湧き出している・・・・という、まさしく「道具建て」が全部揃っているような?こじんまりとした、そして現在でも森閑たる静寂が支配する空間であり続けている。

おそらく65年前以上昔の「ラマナ在世当時」のアシュラムは、こんな風な静寂さに満ちていたのだろうな・・と容易に想像できる、格別の「奥の院」的なお社と言って過言ではないだろう。

http://www.geocities.jp/ramana_mahaananda/ramanasramam-holder/around-Ashram/skandashram.htm

その中の一番奥の部屋(ちょうど巨岩の真下になる)・・4人も座れば一杯になってしまうスペースに、実は今回初めて私も中に入ってひとときの瞑想に浸ってきたのである。大概「御案内」で来ることが多いし先客が場所を占めているケースが殆どなので、これまで「その中に入って座った事がなかった」・・のざんすよ。


多くの定住者や長期滞在者がこのスカンダアシュラムをお気に入りとしていて、日参する人も少なくないわけだが、私自身もこの空間が好ましいのは以前から感じていたものの、今回ほどこの場所に満ち満ちている「臨在と恩寵」をひしひしと感じ入ることは無かったのですなあ・・・。


やはりこのアルナーチャラありてこそのアシュラムなのであるし、昨今「非二元論」をベースとした教えを説くグルや賢者さんが多数いらっしゃるのだが、

ラマナは単にその代表格であるというだけでなく、このアルナーチャラというとてつもなき聖性の顕現と完全に一体化して、絶対至上的な臨在と恩寵をハートへとダイレクトに働きかけ続けていらっしゃるのだ!!・・という極めてユニークな、他に例をみない「比類無き」サットグルなのである。



そんなわけで、私も今後はあらためてある程度定期的に(「週1」位かな?)このスカンダアシュラム往復の登山道歩きを実施するようにしたい・・と感じたわけだが、実は「時間帯」がかち合う?のがネックになるのざんすよ。

さあて、どうしたらよいものか?


・・・というわけで次回に続く予定。


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