今は昨夜の物語。
多摩川沿いに住むおじいさんは、
「今夜は寝苦しいなぁ、窓でも開けて寝ようか」と
窓を一つあけて、
ン、グワ〜〜、と寝ていると、
突然バタバタバタ、バタバタバタと
黒い影が
むかしおじいさんが好きだったキャバレーの
ミラー―ボールのごとく天井をぐるぐる走り回っている。
おっネズミか?それじゃあ、おむすび作らなきゃ、と
電灯をつけたら、
何と小鳥が、、
目と目が合った小鳥は
焼き鳥にされちゃたまらないと
バタバタバタバタ、より一層飛び回っている。
「だいじょうぶだよう、焼き鳥なんかしないよ、
親子丼にするから安心して}といったがどうも通じない。
「せっかくおいでたんやで、
段ボール箱、大きい方か、小さい方好きな方
、持ってかえりゃ」と
箱を出してもっと広く窓を開けたら
何処かへ飛んで行った。
「おーい、なんのおかまいできなかったけど、
今度パンくず、ぐらい用意するよって
又遊びにきんしゃ〜いよ〜」
しかし、夜中の二時頃、
蝉が飛び込んできた事はあるが、
鳥が飛び込んでくるとは、いやはやでござる。
ツバメかな?
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