2015年7月の上旬に、花が静かに開くようにさりげない意識のシフトが起きてから、何が一番変わったかというと睡眠時間と睡眠のスタイルです。
ぼくはもともと夜型人間で、朝は大の苦手。早起きなんてとんでもない努力が必要なものでした。とりわけこの三年の激しい落下のプロセスにおいては、まさに三年寝太郎がごとくひたすら眠り続けていました。たぶん毎日の平均睡眠時間は、16時間から18時間に達していたと思います。
起床はだいたい午前10時過ぎで、遅い朝食を摂ってもまたすぐに眠り、4時頃の遅いランチに起こされ、食べたあとまた眠る。夜、8時頃の夕食のあとだけしばらく起きて、借りてきたDVDをぶみかと一緒にに見てはまた眠るといった感じでした。
それでも少しエネルギーがあるときは、布団の上に身を起こし、訪れてくる衝動に身をまかせながら絵を描いていたのですが、それ以外は、ひたすら眠り続ける毎日だったのです。冗談で「ねだめカンタービレ」なんて言ったりすることもあるのだけれど、今振り返ってみると、さなぎのプロセスに入っていたのかもしれません。
ところが今や、睡眠時間がどんどん短くなるだけでなく、起床の時間がどんどん早くなり、今や2:30〜3:30が普通になってしまいました。まさに昼夜の逆・逆転です。この逆転は、意識の開きにともなって自然に訪れてきたものであり、ひとかたの努力もそこにはありません。ただそれみずからが、りょうりょうと目覚めているのです。
ともかく、この無防備な期間、ひとことも愚痴を言わず、黙ってこのプロセスを見守り、身体のケアをし続けてくれたぶみかと、遠方よりサポートをし続けてくれたギャーノには感謝のしようがありません。
さあ、今日もまたすがすがしく充実した一日でありますように、
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