柔らかくて、傷つきやすい内面の女性性をかばうために、亀の甲羅のような硬いかたい鎧を身につけてきたわたし……　ぼくが河合隼雄さんとのセッションに通っていたのは、1985年から足掛け７年くらいです。で、気がつくと、いつの間にか自然消滅してしまって

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　愛という漢字を、古代の日本人は、“かなし”と訳したのだそうです。この語感は、愛を「アイ」と発語するよりも、はるかに深く「愛」に込められている何かを身体感覚にピタリと沿うようなかたちで受容している感じがします。 　河合隼雄さんが、キリスト教

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　関係性にまつわる課題に関心がある方は、ちょっと下記のサイトを覗いてみてください……この記事は、ぼくたちの京都時代（もう20年も前の頃のこと）にオーガナイズしたサガプリヤのグループ参加者の体験記です。友人のパリトーショが、当時ぼくが発行してい

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　ぼくが当時のパートナーだったサヴィタの夢に現れたOSHOに導かれ訳した『一休道歌』には、サガプリヤが序文を寄せています。OSHOは『一休道歌』最終章Q&Aのなかで、男女の関係性こそが最良の公案だと言っています。　存在する最良の公案は愛だ、関係性だ 　

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　深く深く傷ついた女性性とその癒しのプロセスをめぐっては、OSHOと河合隼雄さんの他に、もうひとり重要な役割を果たしてくれたひとがあります。サイキックマッサージやスターサファイヤの創始者として名が知られているサガプリヤです。　1991年、OSHOがボデ

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　昨日のお昼から、うどんやお粥を食べたり、ホットミルクを飲んだりしています……少し胃（膵臓？　脾臓？）周辺の痛みは治まってきているけれど、まだ完治しておらず……今日もほとんど安静日です。 　闘病生活や痛みがほとんど日常生活となってくるとき、

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　観世音菩薩といえば、よく読まれるお経の代表に『観音経』と呼ばれる法華経の一節があるのですが、この経典の主人公は、観世音……即ち世界の音を、この惑星地球が奏でる音をよくよく観ずる菩薩であり、観音さまとして世間で親しまれている菩薩のことです。

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　平原綾香さんのデビュー曲『Jupiter』の歌詞の中には、ちょうど観音菩薩の働きをそのまま表しているようなくだりがあります。 　------------------------------　心のしじまに　耳を澄まして 　私を呼んだなら　どこへでも行くわ 　あなたのその涙　私のも

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　宮沢賢治の『春と修羅』の原文は縦書きですが、その途中から、海の波のうねりように上下する不思議な改行によって描きだされています……この日記は横書きなので、横書きを採用してみますが、ここでもまた一風変わった改行リズムの印象が醸し出されてきます

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　柏樹子の樹勢は、ゴッホが好んで描いた“糸杉”にそっくりで、見事な上昇螺旋を描いて星まで届こうとするエネルギーをひしひしと感じさせてくれる形姿をしているのですが、この樹の面白いところは、その若い時代の、ぐるぐるぐると上昇螺旋を描いて、まっし

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　庭前の柏樹子のお話をひとつ……　掲載した写真は、鎌倉の建長寺境内に聳えている、縄文の火炎土器のような姿をした柏樹子の映像です。柏樹子は、禅の世界ではとても重要なシンボリック・ツリーなのですが、禅の建築様式のなかに、建長寺ほどの古木で残って

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　ぼくの魂の旅路のなかで、大きな存在のひとりだった河合隼雄さんが旅立たれて3日が経った……何かコメントをしたいと思ったのだけれど、通常のお悔やみも、悲しみの表白も、ことばにするとどれもが的外れで、うわっつらをなでているだけのような感じがして

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　ぼくが河合隼雄さんとのカウンセリングを始めたのは、1985年の丑年の２月からです。カウンセリングや夢語り、それから箱庭など様々な局面を経ながら、その後、足掛け7年もつづく長い長いプライベートなおつきあいになりました。その間に、「さがしてごらん

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