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2015年08月07日11:36

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可愛らしいセルヴーズ、ナンパ未遂事件?

先日、東京へ出張した時、
コスパがよくて美味しいと評判のビストロで
ランチを食べてきました。
前菜、メイン、デザートは、自由に選べます。

この日、私が注文したのは
前菜:シャルキュトリーの盛り合わせ
メイン:「今日の築地市場の鮮魚」タラとアサリの泡状ソース
デザート:桃のスープとクレーム・ダンジュ
コーヒー
以上で1,600円ポッキリ。

前菜にのってきた
パテ・ド・カンパーニュと鶏レバー・ムースは
美味しかったです。
ワインが飲みたかったのですが、
午後から打ち合わせがあったのでガマン。

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メインのタラとアサリの泡状ソースの相性は
ピンとこなかったのですが、
付け合せのマッシュポテトとは良かったです。
タラとジャガイモは定石のペアリング。

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デザートの桃のスープは
清涼感があって美味しかったです。

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このビストロで
おもしろいことがありました。

フレンチでは、男性ウェイターのことをギャルソンと言い、
女性はセルヴーズと言います。
(ギャルソンヌと言わない方がいい。)

※今、放送中の朝ドラで、
フランス菓子職人を目指す女性主人公は
なぜか自分を「パテシエ」と言っているけど、
正しくは「パテシエール」ですよねw。
細かいところが気になる。

私のところに注文を聞きにきた
可愛らしいセルヴーズは
今日がはじめてお店に出た新人だそうです。

メニューの前菜に「冬瓜の冷製スープ」を見つけ、
私は彼女に質問をしてみました。

「夏なのに冬瓜ですか?」
「おっしゃるとおりですよね。訊いてきます。」
と言ってから、シェフに教えてもらってきたみたいです。
「冬までもつから冬瓜で、今が旬だそうです。」
「そうですか。ありがとう。」

実はそういう答えが返ってくること、
私は分かっていましたが、
彼女のことを試してしみました。
すこしは勉強になったかな。

「じゃー、冬の瓜は置いといて
 西の瓜、南の瓜はなーんだ?」と訊いてみると
「?????」
「西の瓜はスイカ、南の瓜はカボチャ」
「勉強になります。」
「では、カボチャとズッキーニっの関係は?」
「?????」
「カボチャをイタリア語で言うとズッカ。ズッキーニと似てるでしょ。
 親戚関係の野菜みたいですよ。」
「私、ズッキーニの親戚ってキューリだと思っていましたw」
「料理のこと、勉強しましょうね。」
「お料理のお仕事をされているのですか?」
「いいえ、モノを設計する仕事です。」
「ありがとうございました。初日から勉強になりました。」
「でも僕がいちばん好きな話はワインかな。
あなたを飲みに連れて行きたいくらいですよ。」
と言った瞬間、「はっ!」と時計をみました。
急がないと打ち合わせに間に合わない。
ナンパは未遂に終わったとさ…w。
 
会計にきたギャルソンに、
テーブルクロスの黄色と緑の色と、
パンが入っていた籠とクロスの色が組み合わさって
とても調和していたので、手短に褒めました。
「この色合、いいですね。誰がコーディネートしているのですか?」
「オーナーのマダムがお花の師匠なんです。」
「やっぱり!」
「地中海的な色彩感ですね!」
「マダムに言ったら喜びますよ!」

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