深夜アニメ枠

この数年、ライト・ノベルからの大人向けアニメが深夜枠を相当数占めている。
一言で言うと玉石混淆。
非常に下らないというかヲタク向け萌えアニメが何本かある一方、素晴らしい世界観に基づいた傑作も何本かある。

過去の最高傑作は「ソードアートオンライン」。
仮想世界へコンピューターを通じてダイブするゲーム・ファンタジー。
予め作られた中では3ヶ月＝１クール物の多い番組の中で実質的に異例の1年＝4クール＝49話も放送された。
恐らくライトノベルの原作が素晴らしいのと、アニメ化の大成功例として君臨するものと思う。

他にノーゲーム・ノーライフという、これまた仮想世界のゲーム・ファンタジーがあるが、こちらは「駆け引き」を主とした国盗り物語だったためか、1クール＝12話で終わってしまった。
これからが面白いところだったのに、難しすぎて視聴率と関連グッズの売上が伸びなかったと思われる。

今シーズンの目玉は何と言っても「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」だろう。
ファンタジーだが、ダンジョン討伐を軸に神と人間世界を軸としたものでゲーム物ではない。
ライトノベル5巻分を1クール＝13話にまとめたが、ライトノベルは続刊中。
図書館では常に貸出待ちとなる人気小説である。
今のところ、2ndシーズンの予定は立っていないようだが、これは是非続きが観たい。