先週、バンクーバーから一時帰国している
水戸出身にマイミクLさんから
「何か日本の美味しいものが食べたい」
というわがままなオファーがありましたw。
私、昼は常陸秋そば、夜は大洗町の地魚という
すばらしいプランをたてました。
ランチで行ったお店は
酒蔵が直営する蕎麦屋です。
蔵を改修した店内はレトロ感があります。
(私は、お忍びでよく行きますw。)
その日に食べたものには、
私が喜ぶ断面系のものが並びました。
複雑な断面、シンプルな断面。
地野菜十種のかき揚げの断面。
かぼちゃ、さつまいも、紫さつまいも、にんじん、玉ねぎ、
春菊、舞茸、しめじ、エノキ、三つ葉。
十種類を言い当てるのは至難です。
複雑な断面ですね。
ジャクソン・ポロックの抽象画を見ているようです。
これはドルチェの蕎麦の実と粉をつかった
そばのロールケーキ。
シンプルな断面。
巻き物は断面料理の正攻法です。
新そばのシーズンだったら、
香りがもっと鮮烈だったでしょうか。
この日のランチのラインラップは
以下のような感じです。
・酒かすとクリームチーズのあえ物
・つぶ貝
・シラスの煮こごり
十種の野菜のかき揚げともり蕎麦
この蕎麦は、そといち。蕎麦粉とつなぎの比率が10:1。
つまりおよそ9:1と読み替えることができます。
これは8:2の二八そばよりも蕎麦粉がやや多めという比率。
私の好みは
蕎麦粉100%の贅沢な十割そばよりも
そといちの方が好きです。
その理由は、十割はコシが弱いのが不満だからです。
ちょっとつなぎがはいるそといちは、
蕎麦粉の風味にコシが加わる絶妙の加減だと思っています。
コーヒーと蕎麦ドルチェ
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