ワグナーは嫌いでも…

ワグナーが大嫌い。スケールはでかいが、取り止めのない音楽が延々と続くのも嫌いだが、何よりも世界が自分を中心に回っていて、人妻でも気に入れば親友から寝取る。
自分を崇拝してくれるパトロンは没落するまで骨の髄までしゃぶりつくす。
仏陀でもないのに唯我独尊を地で行ってる、違う意味で…。そのポリシーに反吐が出る。
死んで間違いなく地獄に落ちるが、そこでも周りを利用して良いポジショニングを取っているのだろう、きっと。

でもニュルンベルクのマイスタージンガーは別。
この人の美徳はこの第一幕への前奏曲とベートーヴェンへの崇拝の念くらいだろう。

カラヤンとクレンペラーの第一幕への前奏曲なんて聴いたらもう…勇気100倍、元気溌剌。
この曲とショパンの英雄ポロネーズは私のユンケル黄帝液、ロイヤルゼリー、スッポンドリンク…

一応、世紀の名演と誉れ高きカラヤン盤のニュルンベルクのマイスタージンガー全曲は買ってはあるけれど、3時間以上もかかる劇音楽は、全曲通じて聴けない（笑）

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