度数と造りが違うから一概に比較は出来ないけれど、わかる人には分かってもらえると思う。
前者はアルコール度数57%、後者は40%。
これがもし、25年前であれば、数式は真逆であった。
それだけ昔のThe Glenlivet 12Year Oldは美味でバランスが取れていた。
しかし、今それを望むのは無理。
リーズナブルな価格で入手可能かつ何とか太刀打ち出来るとしたら。laphroaig quarter caskだが、近所に売って無かった。
そこで買ったのがバーボンの樽出し。
ワイルドターキーほど暴れてないし、作り手の良心を感じられるバーボンは、やはり美味しい。
このクォリティで税込2500円以下は、はっきり言って破格。
もしこれを凌駕し得るバーボンがあるとしたら、ブッカーズだけだと思う。
強いだけなら、手元にあるミード(蜂蜜酒)をイメージしたドランブイを足して、バーボン仕様のラスティネールにしようと思ったが、こんな美味しいバーボンをカクテルにするなんて、私の辞書には有り得ない。
これは、これで単品、ストレート+チェイサーを通常の倍飲むというのが正解だと思った。
軒並み質の下がっているとしか思えないシングル・モルト 度数40%を買うくらいなら、樽出しバーボンを飲む方が私にとってはアリと思えた今夜。
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