Robert Schumann Chamber music

可哀相に一部の歌曲とピアノ曲以外は、作曲家としては余り重きを置かれていないシューマン。
妻：クララの方が当時第1級のピアニストであり、音楽的才能もあったと色々書かれている始末。
私も概ね、そんな印象しか無かったし、有名な交響曲も編曲はマーラーによる物の方が面白いと思ったほど。

そんな彼の室内楽は、上に挙げたジャンルよりも遥かにマイナー。では何故買ったか？
近くのブックオフの投げ売りで108円だったから。

http://www.amazon.co.jp/Schumann-Ensemble-Incanto-Ralpha-Manno/dp/B000026D37/ref=sr_1_9?s=music&ie=UTF8&qid=1423407394&sr=1-9&keywords=Ensemble+incanto

しかし、これ悪くないどころか、かなり良い。クラリネットの音が良い。良い奏者だと思った。
聴いていて疲れないし、初めて聴いたのに「おお、いい音楽だな…」と思えるのは滅多にあるものではない。
クラリネット＆チェロ＆ピアノとちょっと変則的だが、このパターンはフォーレのピアノ・トリオのVnをクラリネットに代えたアレンジ版でかなり良い演奏があったから、私は割と好きな編成。

Amazonの中古で何と1円。
郵送代の方が高くつくが、買って損はないと思う。