いしいひさいち バイトくん 6 禁じられたあくび 2006.12

いしいひさいち バイトくん 6 禁じられたあくび ひさいち文庫 双葉社 2006年12月刊

http://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/4-575-71329-5.html
http://www.amazon.co.jp/dp/4575713295

「『ドーナツブックス』（双葉社）、『スラップスチック』（少年画報社）、『バイトくんブックス』（チャンネルゼロ）に収録された作品の中から厳選したもの」 とだけ記載されている発表年も掲載誌も一切不明な141篇の文庫本。「昭和59年も押し詰まった」というトガキがあったので1980年代ものかなぁ。

福岡市総合図書館が所蔵していないので築上町図書館から取り寄せてもらいました。

主人公はいつもの菊池・久保・鈴木ですが、ののちゃんのお父さんやおじさんも登場しています。

「へー　おまえ　ワンルームマンションなのか。
　御殿みたいだな！
　『御殿』だなんてみっともねー言い方すんなよビンボくさい。
　あ！！　冷蔵庫に電子レンジ！
　ステレオもワープロも！！
　電気屋みたいだな！
　おまえも十分情けねえんだよ。」p.40 035

「アルバイトの菊池です。給料受け取りにきました。
　ごくろさん。
　日給3500円で16日やから5万6千円。ほな　ごくろうはん。
　なんや？
　よろこびをかみしめてるんです。
　うそつけ　必死で暗算してるんやろ。」p.129 119

読書メーター　いしいひさいちの本棚 http://bookmeter.com/u/32140/cat/3093　の登録冊数は、2015年2月1日現在、51冊です。