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2015年01月08日22:40

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OKIの食Do楽。大つごもりから。

大つごもり書いたが
大つごもりとは古い言い方で大晦日。

毎年の事ながら
仕事やなんやかやで、
お正月らしいことは何もしない。

正月といえ、料理もしなければ、
買うこともしない。


兄弟の多かったOKIの子供の頃、
大阪や東京に就職した兄貴達が
大晦日に帰ってくる。

大晦日の御馳走といえば、
鮭や膾、煮しめ、等も正月用に作るが
メインになるのは鶏の鍋。

農家だから家禽として飼っている鶏。

それを潰して鍋にする。

味付けはほとんどすき焼きと同じ。

食肉用の鶏ではなく玉子を生む
鶏を捌くので、
金冠という玉子が数珠つなぎで
出てくる。

帰省した兄貴達に、
親は思いっきりの
御馳走だと思う。
(田舎だからたいしたことはないけど、)

それから数年経った頃から
鶏から牛に変わった。
いわゆる本当のすき焼きになった。

そのうち、私も東京に出て蕎麦屋で働き始めた。

四畳半に男六人が寝起きするアパート。
OKI以外はみんな美容師の卵。

大晦日は蕎麦屋も忙しいけど、
当時の美容院も忙しかった。

出入りの八百屋の
白菜やら白滝、長ネギ等を頼んで
仕事の終わった後
やはり、すき焼きをする。

美容師連中が帰宅したら準備を始める。
ところが、肝心の牛肉がない。

当時コンビニもない。
いつも、
付けで食べさせてもらう焼肉屋に行って、
薄切りの代わりに、骨付きカルビを分けて頂いて
すき焼きにした。

しかしカルビ肉は煮ると硬くて食えない。
でも野菜には牛肉の味がしっかり染み込んで
それはそれで、美味しかった。

大晦日はすき焼きが似合う。

OKIと昔縁のあった女性は
秋田の鳥海山の麓。

子供の頃、ウサギに餌を与えるのが
子供の仕事。

遊びに夢中にになり
餌やりを忘れると、
その晩、お前もご飯無しだ、と怒られたという。

そのウサギも
大晦日には捌かれお膳に上がったとか、
どんな料理になったかは
聞きそびれて分からない。

私の記憶では元日の食事より
大晦日に食べた料理の方が
記憶に深い。

紅白を見ながら家族宴会。
皆さんはしましたか?

〜〜〜〜

写真は唯一暮れらしい食事。
掻揚の年越し蕎麦




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