先月ご連絡を頂いた「初インド・初アルナーチャラ」の訪問者が未明に到着、5日間のアシュラム滞在ということで早速今朝からご案内業務開始。
ちょうど今日がその方の誕生日当日(まあ、誕生日をこの地で迎えたい・・というわけでもある)であり、先ずはアルナーチャラの登山道を歩きたい!という強いご希望であったので、
緒食後にアシュラム敷地内をご案内して、オフィスで滞在手続きを済ませたあと、登山道をご案内することになった。
実はご案内の順序としては明日のつもりだった・・通常は未明に到着した人は時差の関係もあって初日午前中はくたびれていることが殆どなので翌日にするのだが、「山歩き」は得意だということで大層エネルギッシュな方でもあり、前述のように誕生日当日に聖なる山の中を歩きたい・・ということであったので、
「では、今日は取り敢えず途中のスカンダ・アシュラムまでご案内しましょう」ということで出発したのであった・・・折しも今日は朝から晴れていて、それは最近では珍しいので、それはそれで御山の祝福だったのでもあろう。
もっとも例によって「頂上には登れますか?」ということだったので、やんわりと引き留めた・・何度も書いているように、このアルナーチャラは「頂上に登る」ことに殆ど意義がないのである。↓
http://sirius02.blog6.fc2.com/blog-entry-1181.html
多分私の忠告だけでは「単独でも登る」位の気持ちもあった感じだが、途中でうまい具合に在住29年目の日本人の方に出くわしたので、紹介して話をしている内に、やはり「頂上には登れますか?」という話題になったのだが、
やはりこの大先輩もほとんど私と同じような内容の忠告をされ、「登るよりもここでは周回して歩く(ギリプラダクシナ)」ことをされた方がいいですよ(因みにこの方は千回以上歩かれているのだよ!)・・・と言ってくれたので、まあ我々先達2人からやんわりと説得されて断念した模様である。
もっともこれが男性であったなら、「まあ、禁止はされてませんから自己責任でどうぞ」とするのだが、今回の訪問者は素敵なおねーさんなのである・・・(だから不得意な朝から俄然張り切ってご案内していたわけでもあるが・・笑)、
実際女性一人での山歩きは治安上あんまりお勧めできない・・という事情もあるのだ。
そしてスカンダ・アシュラム手前の「展望台」で休んでいたら、今日は猿が数匹やってきた(群でテリトリー内を巡回しているので必ずしもいるわけではない)・・ここら辺の猿は訪問者がお菓子をあげたりするので、向こうもマークしているのですな。
これがわんこなら「ちょーだい」という感じで健気にアプローチしてくるのだが、猿の奴は愛嬌を振りまくなどという迂遠なことをせずに「実力行使」してスリとかひったくりを仕掛けてくるのである。
いつもならこちらも警戒していて早々簡単にやられたりはしないのだが、今日はご案内でしかも相手は素敵なおねーさんである・・ついつい話に夢中になっていたら、背後にこっそりと回り込んでいた猿の奴が私のバッグに手を突っ込んでいて、それに気がついたときはすでに遅し・・
見事にビスケットの入った袋・・もっともそれは「わんこ&にゃんこたちにあげるために常備している」ものだから、「犬猫にあげるのなら我々が食べて何が悪いのか?」と猿たちに言われたら反論できない?・・をひったくって逃走していったのであった・・・・・(爆)
昨年は猿の奴に空き巣に入られ、キャンディ一袋をごっそり持ち去られたのだが、↓
http://sirius02.blog6.fc2.com/blog-entry-1140.html
実は今年も一度部屋の中に猿の奴に侵入されている・・・だだし今回は空き巣ではない。
朝方コーヒーを飲みながらポメラDM100に向かっていて、ふとウトウトとしてしまい・・はっと気がついたら風通しの為に開けてあったドアからいつの間にか大きな猿が侵入していたのである!
ところがこの猿は何も盗らずに逃走した・・まあ私が気づいたのが割合早かったからではあるが、その前にいくらでも奴のすぐ近くに食べ物の入った袋があったわけで、この間抜けな?猿は一体何をしていたのか?
私が気がついたとき、奴は机の前の壁を見上げてぼんやりしていたのだ・・・奴の視線の先に何があるか?と言えば、以前紹介したように「美代ちゃん」の写真が数点張られているわけざんすよん。
つまり奴も私同様に、「美代ちゃん」に魅せられてぼんやりしていた・・のですなあ!
おお、貴様も「美代ちゃん」の魅力が判るのか?・・猿のくせになかなか良い趣味しとるやんけ!!
ううむ・・ならばバッグにも「美代ちゃん」の写真を取り付けたら泥棒除けになるのかも? わははははは・・・・・!!!!!
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