コウモリとトマト ネタメモ

山の洞窟に住むコウモリの
クロオは人間の車に乗って
人の住む里までおりてきた。

クロオは昼に起きている
コウモリの中の不良で
他の仲間たちに馴染めず
群れを追い出されてしまった。

里におりてある高校の菜園に
忍び込んだクロオはそこで
葉っぱの下に隠れた青いトマト
のトマコと出会った。

トマコが大きくなったら食べるという
約束でクロオはトマコの
面倒を見ることになる。

トマコに近づくカラスや虫退治
さらに水やりまでこなす。
2人は次第に仲良しになる。

同じ頃、病気で入院して自宅療養
していた高校一年生の少女
リリコは夏休みに入っても
学校に行けないでいた。
リリコは体が弱く食も細い。
どんな食べ物も美味しく感じない。
それは彼女自身が生きる活力を見失っているからである。心臓の手術を控えている。

同級生たちは彼女に声をかけるが
顔を合わせない。

トマコが大きくなり
それが同級生の少女によって
見つけられて、もぎ取られてしまう。
クロオはトマコをリリコの家の
台所で見つける。

トマコはリリコの体の血と骨に
なると言いだしクロオはびっくり。
トマコはリリコに食べられる。
それを見ていたクロオはその場を去る。

クロオはカラスに襲われ怪我をするが
リリコに助けられた。

その後、クロオはリリコの手で
森へ返された。

クロオは森へ飛んで行った