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2013年11月11日20:49

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奇蹟はこんな風に起きる



明後日の朝に同居している相棒がこちらにやってくるので、それまでにあれこれ片づけておきたい用件がいくつかある。


意中のおねーさんたちへのお土産調達・・なんてのもその一つだが(笑)、それはまた後ほどとして、午前中は恒例の?「石拾い」をやってきた。


「アルナーチャラの石」ですな、これは自分用ではなくて何というか「営業用?」ざんす・・・「ラマナ・ミーティング」などでお会いした方などへの「ギフト」にはもってこいのアイテムなのだ・・・なんせ拾ってくるだけだから銭はかからないし(笑)。



別に貴石類が含有されているわけでもないし、特にパワーストーンだとは思われていない・・・が、信奉者にとってはいかなるパワーストーンもお呼びでない!といっても過言であるまい、なんせ一応は「シヴァ神のお身体の一部」なのだからねえ。



私の身近なところでの、このアルナーチャラの石にまつわる面白い話があって、ある知人がこの石を持ち帰り「某高僧」にお見せしたのだそうだが、その際に特に「石の由来」などは説明しなかったのに、それを手にした高僧曰く・・・

「ほほう・・・この石は悟っておられますな、相当高い境地にあります」


だったそうな、かくしてその知人は「アルナーチャラって凄いんだねえ!」などと感動したのだが、こやつなかなか頓珍漢な奴である・・・・


「あほう!・・・アルナーチャラが凄いのは何を今更当たり前ではないか、それよりも説明抜きにそれを見抜いた『高僧の眼力』の方に驚け!!」


・・・と返答した次第(笑)。



さてさて、9月に初めてこの地にやってきた京都の青年・・1週間の滞在中に3回もギリプラダクシナを、足の裏に大きな水膨れをこしらえながらも意地で「裸足で歩き通した」という彼・・・が、

実はこのアルナーチャラの石に関して大変面白い体験をしたので是非とも紹介しておこう・・なかなか「奇跡的」なエピソードなのざんすよん!



彼の滞在中にもちろん私は「ご案内業務」の一環として、アルナーチャラの石の話をした(前述のエピソードである)、でまあ「お土産に拾っていくと良いですよ」とお勧めしたわけである。


大概の訪問者、特に初めてやってきた人は、「それでは・・・」と石を拾ってお土産に持ち帰るわけだが、彼はそうしなかった。


多分ある種の懐疑ということもあっただろうし、そういう行為を「潔しとしない」気概もあったのだろう・・・で、彼は次のように決心したのだという、


「自分の意志とは無関係に天からアルナーチャラの石が降ってきて、自分の手のひらに落ちる・・というような事態にならない限り、俺は石は持ち帰らない!!」


まあ、こんなすごい誓いを立てたら、普通どう考えたって「彼が石を持ち帰る」・・ことにはならないだろう。


である日のこと、彼がこちらで知り合ったインド人から不意に「ちょっと手を出してごらん」と言われて、何気なく手を開いてそのインド人に差し出したら、


「ほら、これがアルナーチャラの石だよ」


と、数個の石が彼の手のひらに置かれたのだ・・・・。


まあこれで彼は驚いてしまったのですなあ(このインド人が彼の決心など知る由もない)、まさしく・・

「自分の意志とは無関係に天からアルナーチャラの石が降ってきて、自分の手のひらに落ちる・・というような事態」

が実現してしまった・・・のである!!!



こういう風に、「奇蹟が実現する」ということが起きたりするわけである。


こういう現象は、望んでそれを招き寄せる・・というものではない、あくまでも向こうから「もたらされる」ものなのである。巷間言われるような「引き寄せ」のテクニックとか何とかなのではないのだ。


奇蹟とは決して「(引き寄せたいという)エゴの想念が満たされる」という筋合いのものではない・・・・


思いもよらず突然に、「祝福としてもたらされる」恩寵なのである。

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