保健室に通うようになった少年
教室に近づくだけで動悸がする
足が重くなる
少年の両親は家庭内別居している
彼は頭も良かったが決して人と
交わらない。彼は実の両親の
子供ではない。親の顔を知らない。
欠落したアイデンティティを
育った家族に求めていたが
その家族さえ崩壊してしまった。
それまで学校を休んだことも
なかった彼は1日休んだ。
それ以後、保健室に通うようになったのだ。
統合失調症に罹った彼は
げんそうの世界で彷徨うことになった。
そこには同じように保健室に通う
生徒たちがいた。
そこでいじめが原因で保健室に
通っている芋虫の女の子と出会った。
芋虫女の子と会話する。
消しゴムが転がって
それを拾う
芋虫女の子は小さい声でありがとう
という。
紙飛行機で会話
ラストの構想
主人公はアイデンティティを
取り戻す
→両親のためじゃなく
自分のために生きて行こうと決心する。
何か生きがいを見つける
文章を書くとか
親との和解。
芋虫女の子は蝶になって
飛んでいく。
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