mixiユーザー(id:4324612)

2013年01月30日08:16

548 view

発見!旧作「ひらめ踊り」

大野一雄翁が亡くなったときに、ちょうど桃と安酒が公演直前でして、彼女らのダンス音楽に併行して歌詞をつける、ということをやっていたのでした。きのうまで全く忘れておった(汗)。

大野さんはナニイッテンノかよく分からないことが多くてホントこの人舞踏家だなあ(笑)と思うことしばしだったんですが、繰り返し「ヒラメがバッと浮きあがって泳ぐでしょう、あれが私にとっては母のイメージなんです」とおっしゃっていた。こう書いてもやっぱ分からんww

で、その歌です。





















「ひらめ踊り」



老松亭々として 川岸に屹ち 法螺を吹きたり
満州かけずり えとろふに寝 函館の灯 揺籃としてた

寒流の黒い砂 跳ねあげたお母さん
たら場には敵がいた 戻れぬ地獄を

うろついた乞食(こつじき)は いつか歌いだしたの
佇ち止まる姉のかげ 上野の街頭

鉄路には汗垢の 沁みついた津軽節
すくい獲れ海火垂 恨み燃す過去の火よ

霜月のシリウスと… 擦り切れたインバネス…
水晶の思いあれ 皮靴の歩みあれ

夢路には杖ついた 八百比丘尼おどりいで
いなごやらかまど馬 ひき連れて行列す

鵠沼の荒れ道場 念仏はライラライラライ
ライラライラライ ライラライラライ ル――









音源→http://m.soundcloud.com/fomalhaut-2/it-might-be-rain-or-it-might-be-mother?utm_source=soundcloud&utm_campaign=share&utm_medium=twitter&utm_content=https://soundcloud.com/fomalhaut-2/it-might-be-rain-or-it-might-be-mother
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2013年01月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の日記