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2009年12月08日00:37

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本番不要???

土・日・月の3日間、最後の公演稽古。

とても素晴らしいというか、極めて満足できる仕上がりのようだ・・・大概はここまで差し迫ってきても何か問題を抱えていたりして直前までじたばたしたりするのだが、そういうものが全然無い(らしい・・)。


まあ我々演技者は「自分たちを外から観れない」ので、演出のモリムラさんの言葉を信じるしかないのだが、内側に入っていての感触としてもかなり手ごたえを感じるのは事実である。


今日の通し稽古・・・数名の当事者が「涙をこらえている」気配が伝わってきた、私もちょっと「うるうるしてくる場面」があるし(笑)

稽古場は中野区の公民館のホールでやっている・・・わけなので、実は一つだけまだリアルでないパートがある。

舞台照明ざんすね、これは芸術劇場のホールで作りこみを経て明らかにされる(もちろん演出と照明担当の間では十分にプランが練りこまれているはずだが)。


しかし通し稽古をやっていて、全然照明のない現段階であっても(簡単な強弱とかフェードイン・アウト程度は操作できるが)、そこに展開されている創造空間というのが、濃密かつ清澄・叙情的かつノスタルジックな「何ものか」、今そこに生起してくる魂の響きとでもいうもの・・・がストレートに熱く伝わってくる。


その上これに本番では「舞台照明」が加わるわけで、これは信じ難く比類なき美しいヴィジョンとして観る者のハートを撃つに違いない!・・と確信するざんすよん!!


その位本日の稽古は熟成されていた・・・・


かってソビエト時代にレニングラード・フィルの常任指揮者として独裁的に君臨したムラヴィンスキーは、ある時リハーサルの段階で「完全完璧に理想を体現した演奏」が出来たので、

「これ以上の演奏はありえないから、もう本番は不要!」と公演をキャンセルしちゃった???

・・・というとんでもないエピソードがあるのだが、もちろん我々はちゃんと本公演をやるざんす!!(爆)


これだけクオリティの高いパフォーマンスそうそうざらにはお目にかかれない・・ただでさえ「どちらかといえば国内より海外公演の方が多い」のが、TAICHI−KIKAKUざんすからね!(来年はフィンランド公演を計画中とのこと)


さあさあ、まだまだチケットの予約手配可能ざんすよん!!
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