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日記一覧

歌枕紀行「祇園中道」14
2019年01月31日01:21

 「八坂さんにもお詣りできたし、さぁ帰ろっるんるん」と正門に向かいます。この参道がまた、門はデカいくせに裏路地みたいに狭くって、ギュウギュウの人波に揉まれて、何だかトコロテンになった気分あせあせ(飛び散る汗) 八坂さんの正門前は、祇園祭の御神輿(オミコシ)が、四条

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歌枕紀行「八坂神社」13
2019年01月27日11:23

 「ついに八坂さんにゴールインexclamation」と喜んだのも束の間、ものすごい人波に飲み込まれて右往左往ふらふら 晴れ着の女性からインド人まで、混沌としたありさま・・・。賽銭を入れるのにも長蛇の列で、冷え込んできたこともあり、やむなく遠くからの礼拝で済

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歌枕紀行「東山」12
2019年01月25日04:11

 親鸞さんの墓(・・・があったらしい場所)を「アミダブ〜」と拝んでから、そばの円山公園に入ります。ゴールの八坂さんまであと少しexclamation あんなに晴れていた空が、いつの間にかドンヨリとしていて、急に肌寒くなってきました雪 円山公園は、実は周囲の

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歌枕紀行「大谷祖廟」11
2019年01月24日01:15

 西行さんの古跡からさらに登った先に、たいそう立派なお寺が見えてきます。ここは、浄土真宗の教祖・親鸞(1173-1262)が最初に葬られた場所。元日だけに、信徒さんが大勢参拝に来られていて、それに交じって私も中へ・・・。 青年西行さんが双林寺の庵(イオリ)

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歌枕紀行「双輪寺」10
2019年01月23日05:49

 高台寺前の"ねねの道"を進んで、右折した先の片隅に、かの西行法師(1118-1190)が隠棲していた古跡があります。何となく入りにくい雰囲気のせいか、表通りの喧騒とは対照的にいつも閑散としていて、お気に入りの穴場湯のみ この付近には、平安時代初め(9c)

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歌枕紀行「雲居寺」9
2019年01月22日03:05

 霊山観音を拝んで、次はお隣りの高台寺へ。 今の京都ではありふれた光景の"夜間ライトアップ拝観"を初めて行なったのが、実はここ。異例の物事を嫌う京都らしく、当初は「悪趣味!」とか「金儲け!」とか非難ゴーゴーだったそうですが、仏教信仰が希薄とな

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歌枕紀行「霊山寺」8
2019年01月21日03:55

 「隠れた歌枕スポットも発見できて、さっそく御利益あったな〜るんるん」と気を良くして、今度こそ三年坂のほうに下ります。 私は、昔の歌枕の”忘れ去られた風景”をボンヤリ想像するのが好きなので、実のところ、この付近の見るからに「This is Kyoto

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歌枕紀行「鳥辺野」7
2019年01月20日03:12

 いったん総門まで戻って、「いざ八坂さんへGO!」と坂を下ろうとした時、ふと目にした脇道が妙に気にかかりました。何気なくフラフラと辿ってゆくうちに、パッと視界が開けた先には、深い谷間を埋め尽くした墓墓墓あせあせ(飛び散る汗) どうやらこの坂道は、ふもとの本願

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歌枕紀行「鳥辺山」6
2019年01月19日00:54

 本堂は完全包装状態。舞台からの眺望も叶わないので、とりあえず境内を散策することにしました。境内の様子は、名物の舞台や、その脇から下る長〜い階段や、寺名の由来となった滝などなど、13cの『法然上人絵伝』に描かれているものと大して変っていません

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 私は清水さんでは、いつも本堂に上がって、お祈りしたり読書したりしてのんびり過ごすのですが、なぜかたいていの人は、賽銭を放り投げて早々に通り過ぎます。「平安京ができて以来、数えきれないほどの願いを聞いてくださった観音様なのに、もったいないな

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歌枕紀行「清水寺」4
2019年01月15日19:33

 「天下の清水さんやし、大晦日は一晩中あいてるやろむふっ」と高をくくったのが間違いのもと・・・。開門までまだ1時間くらいあり、この寒空のもとで待つなんてゾッとしますが、せっかく登ってきたし、とりあえず総門まで行ってみることにしました。 進

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歌枕紀行「清水坂」3
2019年01月15日01:25

 清水寺の史料をあれこれ読んでいると、おおむね貧しい人々の信仰を集めていたことに気づきます。それも「極楽往生したい」といった宗教的な願いではなく、「とにかく貧しさから逃れたいexclamation」という至極現実的な願いを持つ、まさに社会の最底辺であえぐ人

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歌枕紀行「愛宕寺」2
2019年01月13日04:22

 牛若丸の旧跡もおがめたので、そばの路地に入って清水さんへと登り始めました。松原通の延長にあたるこの坂道は、古来から清水詣に利用されたもので、民家のすき間を縫うようにクネクネと続いています。 松原橋から少し上がった所は"六道の辻"と呼ばれ、平

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歌枕紀行「清水の橋」1
2019年01月12日03:47

 早いもので、2018年も大晦日。「この前、せっかく清水寺の奥の院にお参りしたので、初詣は清水さんにしよ〜手(グー)』と急に発願。電車も終夜運転しているし、深夜に行ってみようと目論みましたが、『朝まで生テレビ』の大喧嘩を楽しんでいるうちに4時になっ

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 琵琶湖ホールへは、なんとか最後の演目にすべり込みダッシュ(走り出す様) 「あぁ、美しい旋律やなぁ。心地よいなぁ」と魅了されているうちに、あれよあれよと夢の世界へ・・・眠い(睡眠) コンサートが終わると、外は小雨まじりの比叡おろしが吹きつけて、震えるくらいの寒さ

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歌枕紀行「逢坂の関」5
2019年01月05日05:11

 音羽山から道なりにエッチラオッチラ下ってゆくと、やがて逢坂の関にたどり着きました。「ここに出るんかぁ〜」とちょっと感動ぴかぴか(新しい) 逢坂の関は文字通り、逢坂山に設けられた関所の跡。この峠道は奈良や京都から琵琶湖に抜ける最短ルートなので、『古事記

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歌枕紀行「逢坂山」4
2019年01月03日19:29

 音羽山のいただきから北側に目を移すと、逢坂山を始めとして、比叡山や比良山までを一望できて、これまた絶景かな〜富士山 逢坂山は、音羽山と谷をへだてて向かい合う低い丘陵です。その谷間には、京から大津に抜ける幹線道路が通っていて、昔の人は特に

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歌枕紀行「音羽山」3
2019年01月02日17:46

 法厳寺から音羽山に登る道は意外になだらかで、さして苦労もなく登頂。寺がすでにかなりの高さだったのかも。 山頂からの眺めは絶景のひと言富士山 音羽山は大津に行くごとに見上げてきましたが、上からはこんな風に見えるんか〜とビックリしました。視

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