九尾の狐の霊魂のゆくへあの世の妖魔界から、最高度の霊能力、超能力、妖術の魔法を授けてくれる九本の尻尾を持った九尾の狐の霊魂は楊玉環を、「絶世の美女と言わせ続ける」楊貴妃に化けさせ、自殺させ殺して欲を食べた後次は、日本の
西歴756年雪が降る寒い季節に亡くなった楊玉環は、しばらく霊界にいましたが生命エネルギーを蘇生すると魂の故郷であるプレアデス星へと還ってゆきました。「楊貴妃様、地球での美の女神伝道大成功おめでとうございます
花花夫人と健は、陛下と楊貴妃と殿下たちが話している間に二人で静かに建物内の奥へ行き、両手を絡ませ合い一つに結ばれた時に、花花が持っていた赤紫色の毒薬を一緒に呑み込んで抱きしめ合った姿で心中をとげていたのでした。 楊貴妃
夕方前の雪景色の馬傀駅の広場には、再び天から白い雪が舞い降りて来ていました。近衛兵たちはそれぞれがかがり火を焚いた木の棒を持って待機しています。「痛たたたたたたたたぁぁぁ」
陳玄玲将軍の太い大声が、自分の名をハッキリと、名指したのを聞いた楊貴妃は毛を逆立てるように、ビクッとして全身の毛穴を総毛立たせました。花花夫人は、国忠と姉たち楊一族が殺された後の次は、自分と楊貴妃が殺される事を受け入れました。「楊貴妃様
「高力士よ朕の曾祖父である、太宗皇帝が言っていた言葉を、思い出した。《民は船に乗るが覆すこともできる》今になって、その道理が解るとは……ご先祖様に申し訳が立たなぬのお……」「陛下自己保身から私は、陛下に本心の進言を申すことができず
太子たち一行は、馬傀駅付近の広場にて陛下一行とは別の場所でバーベキューをしながら酒やドリンクを好きなだけ飲んで休憩していました牡丹雪が降り止んだ、白い雪景色の広場で、腹違いの兄弟が本音を語り合っています。「李瑁よこのままずっと大人しく、父上
国忠と楊貴妃が愛し合っている夜の外は白い牡丹雪が、天から降って来ていました楊貴妃の朝の日課である、起きたてには湯殿に入り女官たちに入念に、体と髪を洗ってもらった後は大きな三面鏡のある更衣室にて、いつものよう
三人の姉と会った後楊貴妃は、玄宗皇帝が、夕食の後の漢方薬を飲む時に、睡眠薬を水にそっと入れて、朝まで目を覚さないないようにしてから、国忠と忍び逢いをしました。「半分以上の、大臣と女官、そして侍護衛らが、逃げてしまった。」「うん。」楊
美貌の四姉妹は二杯目の紅茶にてクッキーを摘まみながら、真剣に語り合っています。「楊貴妃様孤児だった私たちが女盛りには こうして 、富貴な贅沢をして、最高級に暮らせたんですもの…この❣もの凄い大出世を経験できた証
「陛下報告しますアン・ルーシャンが捕虜にしていた、瀧口亮、ならびに、幹部の武将を、すべて処刑しましたそれと、河東と華陽の防御史は逃亡し憑翊の防御史とは連絡が取れず…潼関の防御線も破られましたぁアン・ルーシャンは
西暦756年楊貴妃は女盛りの36才になっていました帝都長安では民たちが「ちゃんと並んでぇほらっ、割り込んじゃダメだよ」「一人ずつ並ぶんだほらほら順番だ押さいで順番に並んでぇ」通りがかりの主
最後の砦の潼関に慌ただしく引っ越した玄宗皇帝と楊貴妃龍星皇太子と、国忠らは不安の日々が続く中「今は、早く反乱を鎮圧して 陛下と楊貴妃様の、ご心配を除くことが先決です。」国忠は、楊貴妃と陛下が二人きりでいる部屋へ、奏上文を提出し
寝室のベランダから、夜空に浮かぶ北斗七星を眺めながら飛鳥(ルーシャン)の事を考えていると青龍(後の恵果和尚で今は妖術使いの美少年)が、蔓をつたって楊貴妃に会いに来ました。「うふっ星の王子さまかと思ったわ。」「楊貴
安史の乱が幕を開けた頃、地上には疫病が流行り、山林地方では風土病が蔓延して多くの者が死んでいる中で庶民に入隊を強制している、楊国忠首相への避難の声が、帝都長安でも上がってきておりました。70才になった白髪の玄宗皇帝は一つ
玄宗皇帝は、国忠の悪口ばかりを、楊貴妃と花花夫人に愚痴るようになっていました。「国忠は軽率だった。首相でありながら、飛鳥(ルーシャン)が謀反の意あり、と公言してしまったのだからのお。大臣たちは、国忠の言葉を信じ込んで、悪循環を生んでおるのだ
楊貴妃と花花夫人と玄宗皇帝は、紅蘭たち宝石美女舞踏団の華麗な舞を眺めています。「飛鳥(ルーシャン)が謀反を起こすと、国忠から奏上があった。」「えやっぱり、そうなっちゃったの」「国忠の言う事は信じたくもないが、真偽を確か
夜の首相官邸に呼んだ、俊左相と吉溫の前で、楊国忠首相が「吉溫殿おめでとうございます。安飛鳥(アン・ルーシャン)の本日の陛下への要求の中に、吉溫殿を軍事部の次官に、という願いがあり、陛下はその願いも聞き入れたそうです。」俊左
楊国忠首相と安飛鳥大将軍の接見は、高力士を交えて三人での酒宴でした。「アンルーシャン(安飛鳥)大将軍と、初めてお会いしたのは、平盧の本陣でしたね。あの夜の、酒宴は印象深かったです。」「あの酒宴は、私も覚えている。その時の楊首相は、副使だった
玄宗皇帝と楊貴妃は、話し合って、花花の後宮の住まいは、亡き武恵妃が住んでいた庭園付きの屋敷を、メルヘンチックにリフォームして花花が住むことになりました。花花が花花夫人として、玄宗皇帝の愛妾になってくれたことと初恋の人だった国忠
ぐっしょり濡れた二人はベッドで添い寝したまま枕元にあるドリンクを飲んだ国忠は、マッチに火をつけて火薬の匂いをさせました「火薬の匂いって好きよ。」楊貴妃が、国忠の輝く裸体を触りながら、囁きました。「おまえも吸うか」
花花と二人きりで露天風呂に浸かって、美体を触り合いこしている時密偵の拓哉(楊貴妃の愛人)が、突然🥷庭園から姿を現しスッと、露天風呂に寄って来ました。「キャッ」花花がビクッと、驚いて声を上げると、楊貴妃は、花花の口を
国忠を出陣させたくない花花は、陛下に直談判にやって来ました。「陛下と楊貴妃様で、作戦会議ですか」「花花❣ちょうどいい所に来てくれたわ。陛下が私に、地名や暗号を覚えろって言うのよぉー(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴&
「楊国忠に、勝利の女神が味方しているかのように、彼奴は飛ぶ鳥を落とす勢いだな…臥してわずか半月で、人事の上奏文が届くとは……」愛人(側室)が、お盆に乗せて持ってきた薬を飲み込んだ李林甫首相が、側で仕えている側近に言うと、側近は「楊国忠様は、
華清宮襲撃事件から、警護がいっそう厳しくなり、楊貴妃と妃たちは、宮中から外出することは禁止され、陛下の誕生祝いは内内で、後宮に祀られている九尾の狐に守られての、後宮にて行われました。玄宗皇帝は、武恵妃が亡くなってから杖を必要とするようになっ
極楽の宴で宙返りしながら錦鯉と丹頂鶴に変身して魅せた12歳と7歳の美少年を楊貴妃は気に入り玄宗皇帝の、9月の誕生日の宴にて、二人の美少年に幻術ショーをさせるため、後宮に呼びました。後宮の、壇上の玉座に座している楊貴妃は、家
気分屋の玄宗皇帝は、権力と地位と才能を持った王者独特の子供じみた自己中心的で、自分に無我夢中な性格でした。玄宗皇帝(李隆法)は自らを、大宇宙の王天の神すべてを凌駕する天才作曲家と自称しておりました。そんな皇帝陛下が寵愛
西暦742年楊貴妃23才の誕生日を迎える、牡丹の花が満開になる6月22日帝都長安は祝福に湧いていました。百万本もの真っ赤な牡丹の花を、玄宗皇帝は楊貴妃にプレゼントしたのです。楊貴妃は、その見事に美しい牡丹の鉢植えを、三千人の妃と招待した国民
龍星皇太子は、息子の結婚式の前に、正室の伊代妃と同じように、側室の森忍妃とも縁を切ったのでした。李首相は、皇太子の最新情報を国忠から聞くと「龍星皇太子は、また女を捨てて難を逃れたか‥‥」「はい。では、この森一族の件は終わりですね」「