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2021年12月01日19:41

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105章💘愛してます死んでください私のために

夕方前の雪景色の馬傀駅の広場には、再び
天から雪結晶白い雪が舞い降りて来ていました。雪結晶雪結晶雪結晶雪結晶雪結晶雪結晶

近衛兵たちはそれぞれが炎かがり火を焚いた木の棒を持って待機しています。炎


「痛たたたたたたたたぁぁぁ雷
癇癪を出した玄宗皇帝が、ギックリ腰になって、ソファに倒れました。

高力士と銀菊と小柳が陛下に寄り添って、銀菊と小柳が体を摩って労ってあげています。


「父上exclamationどうかexclamation四軍の要求にお応えくださいexclamation
龍星皇太子は
容赦なく詰め寄っています。

夕方になり
空から雪が舞い落ちる雪結晶幻想的な雪景色の中雪結晶雪結晶雪結晶雪結晶雪結晶雪結晶
お腹を空かした近衛兵たちは、ハイテンションのラリった状態になっていました。

龍星皇太子からバーベキューを御馳走されて、お腹を満たしている四人の将軍の命令で、
作戦通り
近衛兵たちはまた、シュプレヒコールを合唱し
刀で盾を叩き始めました。

玄宗皇帝は、持病の癇癪を出して、ぎっくり腰になると、ソファから立ち上がれなくなっていました。


「父上exclamation
罪深き悪女である楊玉環(楊貴妃)に、死を賜ってくださいexclamation ×2
楊玉環が、父上の妃として側に仕えている以上exclamation
安飛鳥(アン・ルーシャン)は、
我れらが唐の国への攻撃を止める事はありませんexclamation ×2
どうかexclamation
大唐帝国の、我が役人と兵士exclamation
そして民衆の為にexclamation ×2
楊玉環に死をexclamation ×2

龍星皇太子が、力強く訴えました。



「楊貴妃に罪はないexclamation ×2
楊貴妃に罪があると言うのなら……
セクシーすぎる、女の業の罪じゃぁーーーexclamation ×2

ソファに倒れて
痛みを堪えている玄宗皇帝は、しゃがれた声で、泣きながら叫びました。


「陛下exclamation
兵士は処罰も覚悟の上ですexclamation ×2
陳玄玲が、
トドメをさしました。


「陛下が今exclamation
なすべき事はexclamation兵士たちの心を鎮めexclamationご自身の安泰を図ることですexclamation ×2
高力士も、
トドメをさしました。


そして、目に涙を溜めた李瑁が

「玉環、最後に私への言葉を。」

最愛の妻であった玉環(楊貴妃)に言いました。

楊貴妃は潤んだ瞳を輝かせて
赤い化粧魅惑的な唇をキスマーク半開きに開いて微笑すると、李瑁を熱く見つめ

「あなたの幸せを、
これからも
ずっと願い、祈ります。
私は、
あなたの妻になった日から、あなたの
優しい愛を忘れた事など、一日たりともありませんでした。」

楊貴妃は李瑁に抱きついて、涙を流しました。

李瑁も、愛しい本命の女を、強く抱きしめ返しました。

「私とて、
玉環の愛を、一日たりとも忘れたことなどなかったexclamation
いや、忘れるどころかexclamation
会いたくてexclamation
切なくてexclamation
狂いそうだったexclamation ×2
死にきれなかった自分を悔やんでexclamation
ここまで生きてきた。
そなたに
一目惚れした私のせいでexclamation
そなたの一生をexclamation
変えてしまった……
だからexclamation
玉環に罪は無いexclamation ×2

「李瑁exclamation
何を言っているのだexclamation & question
その女にたぶらかされるなexclamation ×2
こうなったのは、その女の自業自得だexclamation ×2
己の出世欲exclamation
色欲exclamation
名誉欲の為にexclamation
もうこれ以上、李瑁だけでなくexclamation
父上や私まで、巻き込むなexclamation ×2
唐の国を傾けたのは、貴妃、楊玉環のせいだexclamation ×2


龍星皇太子にカチン雷ときたむかっ(怒り)楊貴妃は

「高力士exclamation
外の兵士たちに言いなさいexclamation ×2
貴妃、楊玉環は、国に殉じて死ぬとexclamation ×2

楊貴妃は、高力士に最後の命令を下しました。


「貴妃、楊玉環様exclamationかしこまりました。」

高力士は、深く御辞儀すると、龍星皇太子の側で仕えている、四軍の頭の陳玄玲将軍に
「陳将軍exclamation
陛下は近衛兵の求めに応じて、貴妃、楊玉環に死を賜る。
至急exclamation命を伝えよexclamation ×2

「はいexclamation

陳玄玲将軍は急いで観音開きの扉から出て行き、大きな声で、
雪が舞う雪結晶白い広場で雪結晶雪結晶
かがり火が炎煉獄の炎のように炎
無数に掲げられて炎整列している炎
近衛兵たちに炎
命を伝えました。炎炎炎炎炎炎炎

「皇帝陛下が、貴妃、楊玉環に死を賜るexclamation

「うおぉぉおおおーーexclamation ×2楊玉環に死をexclamation ×2
「楊玉環に死をexclamation ×2
「楊玉環に死をexclamation ×2

空腹が極限に達している近衛兵たちは、奇声を上げたり、シュプレヒコールを合唱したり、刀を盾に当てて、音を出し合っています。

龍星皇太子の側近は、満面の笑みで、龍星殿下と考えて
実行した作戦の成功を、喜んで見ています。

「行かれよ。私が陛下に付いている。」

龍星皇太子が
高力士、それと阿倍仲麻呂に命令しました。


侍護衛長と潤一には、龍星皇太子は

「貴妃、楊玉環の、
首を絞める絹の布を用意し、仏堂へ行け。」

と命令しました。


つづく

⛩絶世の美女と言わせ続ける妖魔伝説王冠




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