20代の後半、まだ独身だった時の年末を思い出そうとしたが、全く覚えていない。何を考えていたかさえも一切思い出せない。一人暮らしをして、貧乏で、会社が嫌いなくせに仕事をし続けていた。多分現場にいたのだろう。何年もそんな年末を暮らした私も結婚して
毎日やらねばいけないことがあるやらないでいても、手を抜いていても、誰も咎めるものはいないのになぜやっているのかと問われると答えに窮する自ら問うなぜやっているのだやらないと何が起こるのだやったからといって何か起こるのか損だと指摘する人がいる馬
老人が鬱陶しく面倒くさいという気持ちがある。 もちろん先人として敬うべきという常識と理解はあるし、表面的に嫌な顔をするものではない、当たり前に退けたり、虐げたりすることなどはするものではない。 しかし気持ちの上で心から常識に根差した対応を
昭和の東京は小石川、白山という町に待合が多く集まる街があった。その中の一つが母方の祖父母の営む待合だった。 家のあたりの路地はすべて石畳で、未だ下駄をはく親父がいたので、カランコロンと下駄が音を立て、どこからか三味線の音が聞こえたりした。
祭りの夜思い出す景色はすべてぼんやりとした明かりの中にある。にぎやかな音も、大きな話し声も、白ではなく黄色い光に包まれていて暖かい華やかな花火も、暖かな光に見える静かで暗い中に入り込むと無性に寂しくなり、人恋しさが募ってくる普段商店では買わ
女性にもてたい上司に認めてほし知らないところですごいといわれたい会う人に印象がよくなりたい話すたびに皆が聞きたがる話をする自分になりたいどんな人とも話ができて友達になりたいいつでも会いたい人になりたい鏡を見るたびに満足したいこうなりたい、あ
何度となく人と触れ合い、会わなくなった。会社中の立場では常にあることで珍しくない。一緒に笑った人、寝泊りをしながら励んだ人、悲しんだ人、喧嘩した人、苦しんだ人…。いろんな局面でいろんな人がいた。妻によく言われる。あなたには友達がいないと…。
30,40代の男性は、まだ吸収しなきゃならないことや背伸びしなきゃならないことが多くて余裕がないことが多いと理解している。ただ、同年代の40後半から50代方々の中で、なんだこいつって人意外と多い。自分はそんな大したものとは思っていないが、周りが大し
急に秋がなく冬だ。首の周りが涼しい。通いで乗っている阪堺線・チンチン電車は気分の問題かもしれないが軋んだ音を鳴らし、エンジンが肩をすぼめて赫々と走るおじいさんのごとく、今にも死にそうだ。コロナで窓を開けねばならないことも相まって、車内の顔は
言葉で言うのが難しい。あの気持ちまだ他者とのかかわりもよくわからない幼少期私は全能だった大人は別の生き物で、周りは私のためのステージだった。しかし、その幻想は現実に駆逐されていく。そしてあの全能の時を欲して心がさまよいだし葛藤を始めるのだ初
会社に入った時の先輩で、もうすぐ60になる友達がいる。彼は、何度も会社を辞めて今は無職で言いようによってはひものような生活を50代半ばで再婚した妻と送っている。彼は能力があり営業成績も各会社で素晴らしいものを上げている。しかし各会社で彼を慕って
一人で物事をする一人でものを考える。単身赴任になり、過ごしたことのない土地に1年。一種の戦いの中に身を置いていた気分があり、あわせて元来のなんにでも興味を持つ性格から、寂しさなどは感じないですんだのか、もうこの年で寂しいもあったものではない
寂しいとは思わない。むなしいとも感じない。でも…。寒いんだな。無性に。気温が急に下がったね。風も冷たくなったよ。確かに夏の装いでは厳しくなりつつあるな。でも、そんなことじゃないよ…。目が見えにくくなった。耳が聞こえづらくなった。手足が急なこ
あの時のあなたのことは実はあんまり覚えていない。どんな顔していたかしらどんなしゃべり方で話しかけられたんだったかしら何の話を一体したんでしたっけ(笑)そう、覚えているのはあなたの目が始終びっくりしたり、おろおろしたり、悲しそうになったりしてい
あの時…。君は、はにかんで目を合わせずに近づいてきて、お礼を言った。でも…気軽に近づこうものなら、火に触れたように驚愕し、睨みつけて号泣しそうな雰囲気を、内に秘めていた。細い竹で組んだだけで作り上げたお家の模型を移動させるかのようにゆっくり
エモーショナルとは感情的、情緒的なさまをいうが、最近というかもうそろそろ言わないが”エモい”などという言い方がある。感情的・情緒的は、人によりとらえ方が違うので少々あいまいなため、そのあいまいさ故に、自らの感性を暗に表すために使用するという
努力とは目標を実現するために、心や身体を使ってつとめること(広辞苑)目標を実現するため…。心や身体を使って…。心?そう、心で努力はするもの。必要があるのか…。無いと言いたい。何のために心を使うのがいいのだろう。答えは即答。幸せだ。それも個人
海より深く…。反省。何に?全てに…。なんて思っちゃう今日この頃。秋なので…。いやー。生きててすいませんですね。ほんとに思います。合わせて生かしていただいてありがとうでもありますね。社会に不適合であることは常に感じていますので、ごまかしの塊で
79歳になり最近耄碌し始めた親父がいまだに好きになれない。子供の我儘というより、身内なのでどうしても直してほしいやるせなさのような感情だ。彼が常々漏らす不満は、兄弟が交流してこないこと、周りの人間が許せないこと。家族は知っている。彼が自分勝手
夏の次は当たり前に秋昨年秋に大阪に単身赴任した。今になれば早く感じる1年だった。馬肥ゆる秋などという物悲しい秋などともいう50代も半ばになったのにまだ人間としては半人前にもなっていない身である。別に出家しようというわけではないが、俗な欲望にど
このコロナで、各所トップは大変だと思う。経営者という方々もその通りだ。今私はサラリーマンだが、取締役を拝命している。ま、形だけの役職だ。会社の株は一切持っていない。たぶん近い将来雇われ社長になるのだと思う。サラリーマンの立場から、今の立場を
元気が出ない。のは…。身体?心??なんか良くわからないが、言い方は元気が出ない、だ。目は相変わらず見えにくくなっている。鏡を見ると我ながら前より少し精悍だ。毎度のことだが9月と3月はまずい。春前は、中学受験、高校受験、大学受験秋前は、新学期学
発達理論などという考え方があるらしい。その中で人は8段階の成長の時期があるらしい。乳児期・幼児期初期・後期・学童期・青年期・成人期・壮年期・老年期という時期だそうだ。今老年期が実は特に問題になっていると思う。65歳以上の方々の比率が上がってい
すごくスタイルのいい女性がいた。彼女はそのスタイルを誇示するように毎度体の線のわかる服で画像をアップさせ、男たちの返信をもらっている。派手なわけではなく、本当にきれいで余裕さえあり、実在しない男性が行う嘘の人物かと思うほど男好きのするポーズ
部下と話をした。30代、40代、20代といた。ジェネレーションギャップだろうか…。いやそうではないと思いたい。こんな発言を20代がした。”私の仕事の範囲はどこまでなんですか?”私は愕然とした。30代・40代がどう思ったのかはわからないが黙っていた。”私
今日の次は当たり前に明日希望があるのか、変わっているのか、何も違いはないのかすべて自分のとらえ方次第。世は諸行無常。ずっと昔から変わらない事実。常にわかっていることは不幸に憂い悲しみ悩むものには何も訪れないということ。誰のせいでもありはしな
心の避難所などと書くとなんか…。なんかよくわからんがこれからトーンの低めの話になる感じするがそんなつもりではないので悪しからず。ある女性がいた。何度も不倫に走る女性だ。その彼女は相手に対してストーカーまがいなことまでした。それをSNSに書いて
仕事というものにはいろいろなステージがあると思う。単純労働というもの技術者というもの管理者というもの役員というもの代表というもの代表になってみないとわからないもの当然あると思う。今は分からない(笑)役職が上の者は、あえて言わないが、基本役職が
どんな理由があってどんなめぐりあわせで会うかわからないが、今年はびっくりするぐらいいろいろな方と知りあいになった。今までの人生では決して接点のなかった人たちだし、今までの人生で出会った人より濃厚だ。職業・地位・性格も多種多様だ。こと仕事で言