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2020年10月26日22:05

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60になる友達

会社に入った時の先輩で、もうすぐ60になる友達がいる。

彼は、何度も会社を辞めて今は無職で言いようによってはひものような生活を50代半ばで再婚した妻と送っている。

彼は能力があり営業成績も各会社で素晴らしいものを上げている。
しかし各会社で彼を慕ってついてくるような人は皆無だ。

毎度LINE電話をかけてくるが必ず酔っていてろれつが回っていない。
私は昔のよしみで始めは対応してあげたが、ここ最近は無視をしていた。
人の話を全く聞かない。
言いたいことだけ言って酔っぱらっている。

いつも彼が辞めた会社がいかに間違った経営をしていたか、法令順守を無視しているか、従業員を軽視しているか…。
何度も私に説くように話す。

”それ聞きました””はい、前に伺いました””何度も聞かされました”といった上に、いい加減に無言になるようになった。

今日はとうとう言ってしまった。
”正しくないことを許せなくて戦ってやめて納得してるならいちいち話さないでいいんじゃないですか?俺は気持ちを共有できませんから、何度話しても無駄です。私は、治してくれないなら治すように努力するタイプなんで!”

酔っていても、これは言われないと思っていたのか。
黙ってしまった。

寂しいのはわかるが、いい加減に自分でどうにかしてもらいたいと冷たく思った。

ああはなりたくない。

正義を曲げられ納得できないことに対してあらがって許さずに突き通す。
素晴らしい精神だ。
そのあとに自分の環境がひどくなったら酔って誰かに癒してほしいと思う。
最低だ。

初志貫徹ができないならいい加減になる自分を受け入れなければならないのだ。
その自分をどう律するか。
そのバランスが実は大半の社会的人間のとっている生活だ。
それも諦めずに、長いスパンでの初志貫徹を貫くために行っていることだ。

この話は女性にはほぼ受け入れられないことが多い。
最近は同じ悩みを抱える女性も多くなって喜ばしい?ことだが、まだまだ、さっぱりわからない方も多いだろう。
それでいいと思う。
理解などしなくていいのだ。

理解して我慢などさせずに
そんなことを考えなくていい世にしてあげればいいのだ。

なんて…。


頑張ろう!


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