言葉で言うのが難しい。
あの気持ち
まだ他者とのかかわりもよくわからない幼少期
私は全能だった
大人は別の生き物で、周りは私のためのステージだった。
しかし、その幻想は現実に駆逐されていく。
そしてあの全能の時を欲して心がさまよいだし葛藤を始めるのだ
初めてあの気持ちになったのは確か小学校の時だった
幸い勉強もでき、大人の受けもよく、運動ができた私は、その全能に近い感覚を持ち生活していた。
しかし、ある少女に対してはアクセスしたらその全能である自分が崩壊するかもしれない危うさを感じて接してしまう。
挫折と欲求の中で意を決したが、行動できない。
そんな彼女が、その友達に私のことが好きだと言っていると聞いたとき。
それから実際に彼女と接し、初めてキスをしたその時まで。
感じていたあの気持ち
それから何度かあの気持ちの甘美な?幸福感を味わい、もう55になろうというのにまだそんな気持ちが表れるなんて…。
人は現実に対して忘れられるから幸福であるとはよく言ったものだ。
正に現実逃避に他ならないが、現実を過ごすうえですごく大切な気持ちなのだと改めて思う。
さて、
これは男性だから、または限定して私だから持っている感覚なんだろうか
女性にも同じ感覚はあるのかしら
映画やドラマではその気持ちらしきものを表したものが多いが、特に女性がそれを好きな傾向があるようだ。
しかし実際は、女性の現実を見つめる姿勢は男性の比ではなく厳しいと思う。
当然人により差があるのだが…。
この女性にあの気持ちがあったことがあるのかしら?
なんて思ってしまうことがある。
男性もしかり…。ではあるが。
ま、他人のことは考える必要はないんだ。
今そんな気持ちを持てていることに感謝しよう。
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