馬の背ヒュッテを背に沢沿いを下る。石がゴロゴロして足元が悪い。そんな中の急降下、私が最も苦手とする状況。新しい登山靴がフィットしているのか、前回みたいに爪をやられることはなかったが、体のバランスを保つため、ヒザに負担が集中。あっという間にヒ
薮沢方面へ下山を開始。シナノキンバイがきれいに咲いていたが、「お花畑」というほどではない。シカなどによる食害に、ずい分と苦労されているらしい。尾根道を見上げるように、一気に高度を下げて行く。下りは苦手なんだが、足元はまだそれほど悪くはないこ
ようやくたどり着いた。朝の5時に登り始め、登頂は8時30分過ぎ。北沢峠から3時間半だった。よく晴れてはいるが、周りの山々がガスに巻かれてしまっている。よって、しばらく様子見。先に姿を見せたのは本邦第2位の高峰である北岳。登ったのは、もう4年
仙丈ケ岳は高山植物の宝庫と聞いて楽しみにしていたが、今回の山行では、残念ながら、あまり見かけることができなかった。岩場の間には、白い花を咲かせているイワツメクサが少々。これって花弁が10枚に見えるが、本当は5枚らしい。それから、同じく岩の間に
小仙丈ケ岳の頂上にはささやかな表札がついている。ここでもう標高が2,864mということは、朝から800m程を登ってきたことになる。そして頂上までの残りは170m。周りを見渡すと、展望としてはすでに申し分ないレベル。先ほど見た北岳も、間ノ岳までを含め、
六合目から見えるのは小仙丈ケ岳で、仙丈ケ岳の本嶺ではない。ハイマツで覆われた小仙丈ケ岳への道を登っていく。左手に見える北岳が、とても端正で美しい。六合目から見ると、小仙丈ケ岳までは高低差があるように見えるが、実際に取り付いて見ると、それ程で
2015年7月31日どこの山小屋泊まりでもそうだが、朝の3時ぐらいから、少なからぬ人数が、ごそごそと準備を始める。言うまでもなく、私もその一部である。こもれび山荘は、前日のうちにお弁当が配られ、翌朝、朝食として、それを食べるシステムである。当然4