雄山を北側に出るあたりで登山者は少しまばらとなる。本日の目的地はまだまだずっと先なので、景色は楽しみつつも先を急ぐ。立山の最高峰、標高3,015mの大汝山まではすぐに到着。この辺りから、遮るもののない大展望の稜線を行く。アップダウンも少ない方であ
一ノ越は雄山と浄土山の鞍部になっており、今回は左に折れて雄山に向かう。ガレ場の急登となるが、今回はここで事件が発生。小学生?それとも中学生?200名位の学生の一団と遭遇。登山道は酷い渋滞模様であった。とにかく前に進むことができない。ここで思い
写真データを見ると記録は2008年8月今回も記憶を頼りに書き綴る。立山・剱岳方面のベースは室堂平。今では少々交通事情は変わっているかもしれないが、当時は富山駅から地方鉄道、バス、ケーブルカー等々と、随分と複雑な乗り継ぎを行って室堂に着いたものと
下山は駒津峰から仙水峠方面へと下る。樹林帯の下りだが、結構傾斜がある。そしてこの日は思ったほどには登山者とすれ違わず、静かな山旅ともいえるが、これはこれで少し心細い。マップでは近く見えるが、標高差500mを一気に下るので、膝にはそれなりの負担で
駒津峰を後に山頂を目指す。樹林帯とそれに続く巨岩を抜けた先の開けた所が六方石である。きれいな砂礫の道であるが、滑りやすい斜面である。石も当然のように浮いているので、足場としては期待できない。ここは慎重に、時間をかけて登りたい。登り切った先が
双児山を後に駒津峰を目指す。ルートマップを見るとほぼ平坦に見えるのに、結構下らせる。下った分はまた登らないといけない。駒津峰までの登りは結構キツく感じた。そこまでの登りではないハズなんだけどねぇ。駒津峰からは、ようやくしっかりと甲斐駒ヶ岳の
頂上付近が花崗岩で覆われ、白く輝いて見える甲斐駒ヶ岳信仰の山でもあり、長大な黒戸尾根をのぼるルートもあるが、私は緩く大衆的なルートである北沢峠からピストンする。仙丈ケ岳のときと同じく、こもれび山荘(旧長衛荘)をベースとしてご厄介になった。登
下山の途中で中白根方面に寄り道をする。しかし間ノ岳までは行っていない。私の山行にはこの手のもったいない行動が多く、後から悔いが残るものが多い。北岳山荘を通過して、中白根の中腹から北岳を撮る。このタイミングで、晴天ではないにしても、北岳がスッ
北岳肩の小屋で迎えた朝日の出の頃はまだ空も澄んでいたが…この日もガスは多め再び山頂に立ち、しばらくガスが切れるのを待って写真に収めたのが間ノ岳、農鳥岳方面の1枚。仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳方面は結局スッキリせず。その日はこのまま八本歯のコル方面か
草すべりを登り切ると傾斜は落ち着く。北岳肩の小屋を通過して、一気に山頂に至る。しかし初日で大変だったのはここから。だましだまし来ていた天気が再び悪化して雨に。しかも結構な降りで、みんな大慌てで肩の小屋まで戻る。時間的には、本日はここで打ち止
大樺沢二俣は北岳バットレスの好展望地である。この有名な大岩壁は、期待に違わぬ大迫力の景色であった。ここから先は右俣方面に回り込み、草すべりと呼ばれる急坂を登る。北岳を登るルートは全て急坂の連続と言われる。今回はメジャーなルートを選んだが、そ