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日記一覧

親しい仲間に囲まれて
2016年11月30日22:59

   1. Hab oft im Kreise der Lieben    im duftigen Grase geruht     und mir ein Liedlein gesungen,    und alles war hübsch und gut.   2. Hab einsam auch mich gehärmet    in bangem, düsterem Mut    und

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明暗時代
2016年11月27日11:34

何かとおかしなことが次々と起こる現代においては、世の中がどんどん良くない方向へ向かっているような気がしてしまうが、過去のことをつらつらと思い起こすと、ずいぶん妙な時代があったものだと感ずる場合もある。その一例だが…。バブル期の少し前から始ま

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王様の耳はロバの耳
2016年11月17日22:58

私のかつての生業である鉄道業にとって、何にも増して大切なのは安全であることは申すまでもないだろう。事故防止に有効なツールの一つに、事例研究がある。多くの事故の実例を空間的時間的な拡がりの中に求め、吟味するのである。その際、最も参考になるのは

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過去の自分が先生?
2016年11月06日18:09

最近つぶやきネタで「自分が変わったなと思うこと」というのがあったが、書き切れないのでここに書く。人間は成長するにつれ、世の中のしきたりや不文律を知って、生きる上で必要な要領を身に付けていくのが普通だと思うが、私の場合逆に段々要領が悪くなって

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本来は悪いことと言うか、望ましくはないことをしているのに、それに当たって変なところだけ妙に真面目にやっていたりするのって、笑ってしまう場合があります。私の学生の頃は、新左翼の学生運動盛んなりし時代でした。正確に言うと、全盛期をやや過ぎたあた

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夢の都
2016年10月16日21:05

来る東京オリンピックには、なぜかヘンテコなお話が重ね重ね纏わり付くようで、前回の昭和39年の時のような高揚した気持ちになれないのは不幸なことです。オリンピックが決まった時、まず頭に浮かんだのは、これでまた東京の街ががらっと変わってしまうんだろ

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どっちなんだよ、もう!
2016年10月07日19:49

自らを静かに省みる時、人間の心理って、複雑かつわがままなものだと思うことがあります。若き日、あちこちの鉄道を乗り歩くのが好きでした。乗るのはほとんど当時「鈍行」と呼ばれていた各駅停車、どこへ行くというあてもなく、乗ってどうするというでもなく

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音楽の効用
2016年09月08日20:22

An die Musik  Du holde Kunst, in wieviel grauen Stunden,  Wo mich des Lebens wilder Kreis umstrickt,  Hast du mein Herz zu warmer Lieb entzunden,  Hast mich |: in eine beßre Welt entrückt! :|  Oft hat ein Seufzer, deiner

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世の中のことを森羅万象ことごとく知っていないと気が済まないという人は、いるものである。そういう人に言いたい!知らないほうが幸せってこともあるのだと。私はフランス語を習ったことは一度もないし、今さらその気力もないが、若い女性が話すと確かに美し

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社会性とは何か?
2016年07月25日15:47

■【ポケモンGO】京都御所の警報機鳴らす、熊本城では禁止区域に… 出雲大社は締め出しへ 「ゲームが悪いわけではないが…」(産経新聞 - 07月22日 21:38)http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=3&from=diary&id=4106772今回は例外的に、上記の社会現

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幼なければこそ!
2016年07月20日12:19

小さな子供は、時としてユニークな発想をするので、思わず吹き出したり、何とも愛しくなったり、なるほどなあと思わされることがあります。そんなふうに感じた経験を、3世代に亘って挙げてみました。まずは私自身の遠い日の記憶です。私は横浜の生まれで、し

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ホンモノらしさ
2016年07月12日22:18

映画やテレビドラマなどで、実際にはそんなことはあるめー!と思わされる場面に遭遇すると、何だか急にしらけた気分になり、その先を真面目に見る気が失せる場合があります。ある会社の会議の席で、社員達が新しい事業についてやるべきか否か侃々諤々の議論を

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♪所詮この世は男と女♪
2016年07月08日11:05

と歌ったのは、亡き父が好きだった鶴田浩二です。ここで「所詮」とはどういう意味か不明ですが、遠い昔私が青春期を迎えた頃から考え続けてきた命題は「異性間に友情は成立するのか?」というものです。若い頃の私は、女性を女性としてよりも以前に、友達とし

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おばあちゃん
2016年07月05日19:56

この日記にはすでに父と母、それに姉の想い出を書きましたが(ここ→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1940474234&owner_id=62249729→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1951788081&owner_id=62249729)まだ重要な人物が登場しておりませんでした。高校まで一緒

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本当に本当のこと
2016年06月20日10:15

世の中では、毎日々々連日連夜、いろいろな事件や事故がこれでもかとばかり起きている。私達は通常、それらの情報をメディアを通じて得る以外にないわけだが、何が起きたのかはともかく、なぜ起きたのかについては、メディアからは精度の高い情報は得られない

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電車道にて
2016年06月13日21:07

1.玉の宮居は丸ノ内  近き日比谷に集まれる  電車の道は十文字  まず上野へと遊ばんかこれは明治38年に世に出た「東京地理教育電車唱歌」の第1節である。以下靖国神社に参拝するまで、52節に亘って東京の街を巡る。私は寝言でも間違えずに、はちょっと言

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最初からやらせてくれ!
2016年06月05日11:59

他人が途中までやった仕事を、引き継いで完成させるのは、どうもあまり好きになれません。特にその途中までの出来栄えが自分の目で見て芳しくないと、そこから先を続けるのは気が重いものです。別に仕事ではなく、ほんのつまらない作業であっても、変なやり方

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亡びしものの麗しさ
2016年05月31日20:19

「かたはらに秋くさの花かたるらく亡びしものはなつかしきかな」(若山牧水)確かに亡びゆくもの、栄光の過去を秘めたものに魅せられる心理には、大いに共感してしまう機会が多い。古城や城跡を訪れた時に心を打つのは、そんな感傷であろう。(関連→http://mixi

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謂れはある!
2016年05月26日11:29

「謂れ」というものに興味があります。「いかに上司とは言え、年下のあなたにそこまで指示される謂れはない」とか言う時のその「謂れ」ではなく、言葉やものの名前のよって来るところです。かつて読んだ「富士山はなぜフジサンか」(谷 有二著、山と渓谷社)

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専門家の落とし穴
2016年05月22日19:56

何かのことがらについて解決や改善の必要が生じた場合、その道の専門家の知見に頼るのは一般論としては正道で、もちろん有効な場合が多いが、時として専門家の言うことほど当てにならないと思わされることもある。かつて勤めていた会社では、日本を代表するメ

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性格が悪い?
2016年05月12日08:46

世の中には、ずいぶん性格が悪いなあと思わざるを得ない人もいますね。普通に言えば済むことを、わざとあいまいに、遠まわしに言ったり、謎かけみたいな言い方をしたり。敢えて人を試すようなことをしたり。私は、自分ではかなり性格は良いほうだと思っている

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小さな暗いひとかけら
2016年04月14日15:05

思い出という言葉には美しいイメージがあるけれど、実際はもちろんそんなものばかりではない。何の脈絡もなくふと思い出されてしまって、それがじわじわと自分を責めるという思い出もある。今回はそんな暗めの思い出を披露したい。ただし、動物虐待の話は耐え

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お母さん!
2016年04月08日13:15

母は大正5年生まれ、2月に百歳になりました。父、姉、祖母とはかけ離れておとなしい、どちらかと言うとか弱いタイプでしたから、こんなに長生きするとは思っていませんでした。母にまつわる、なぜか最近しきりに頭に浮かんでくる思い出に、ひとつの戯れ歌が

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かつて長く勤めていた会社には、なかなかユニークな先輩が少なくありませんでした。さらには、その会社を卒業してからも、あちこちの会社を点々としていると、世の中にはこういう人もいるのか!と思わされる人にもしばしば出会います。かつていた会社では、自

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数値化って、できるの?
2016年03月18日13:33

かつて勤めていた会社で、新しい目標管理システムが導入された。これは新年度の前(つまりちょうど今くらいの時期)に、来年度の自分ならびに自分の部署の業務遂行の目標とすることを申告させ、その達成度に応じて人事評価がなされるというもの。目標はすべか

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替え歌の妙
2016年02月28日07:09

つい先ごろお正月が終わったと思ううちに、もうひな祭りが近づいてきた。ひな祭りの頃になると、毎年思い出す歌がある。小学校低学年のころ、クラスの悪ガキが自ら作詞して、得意になって歌っていたもので、童謡の「ひなまつり」の替え歌である。 明かりを点

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誇り高き帝国海軍の残影
2016年02月13日10:28

以前大学の名物先生のことを書きましたが→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1945515789&owner_id=62249729今回は中学時代のユニークな先生のことをお話します。ユニークと申しましたが、こんな教師など実にけしからん、と憤慨される方もいらっしゃると思われ

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霊の存在
2016年02月09日20:03

今回の話題は、冬よりも夏向きかも知れませんが・・・。私はもともと霊の存在などは信じないほうでした。妻はそうではなく、子供達が小さい頃は、記念写真など見て、何かの光の加減でちょっと色が付いていたり、小さな白い煙のようなものが写っていたりすると

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わが心に生きる五能線
2016年01月21日22:57

前回の五能線の旅については、実は続きがあります。あまり長くなってもいけないし、性格が全く違うお話なので、今回続編として書くことにしました。五能線の列車は驫木駅に到着したのですが、もちろんそこで旅が終わったわけではなく、私は終点の川部駅まで乗

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とどろきからとどろきへ
2016年01月21日09:17

若い頃、しばしば雑誌などで日本全国の難読地名、駅名が列挙されているのを見た。そして驚いたことには、当時自分が住んでいた地の最寄駅がそこに入っていたのである。住んでいたのは、東京は世田谷区の深沢というところで、東急大井町線の等々力が最寄駅だっ

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