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日記一覧

外出時の待ち時間とかミスドで休む時に読んでいる新潮社の『波』2021年7月号、いい読み物が多くて素晴らしい。巻頭は、まず筒井康隆の短編連載が継続中だがいつもの駄洒落暴走みたいなのと打って変わり、幼少時にいた女中お咲との交流を綴った抒情あふれる『

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ここは約束の地である。だから権利がある。理屈はそういうことらしい。我々が知る歴史的梗概からは、とにかく取って取られて、逃げて戻って、国を建設して崩壊して、そうしたことがこの世界では延々と繰り返されてきたと分かるのみである。現在のイスラエル・

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ビートルズの音楽を知らない若い人からすると今回の「ビートルズの新曲」と称するものもレトロな音楽にしか聞こえないかもしれない。あの程度のものを鳴り物入りで紹介すれば、それも当然と言える。そもそも、ビートルズにおいてジョンのOKもなくジョンの楽

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予定で埋まった週
2023年10月14日07:25

昨日、ご先祖様のお骨を合同墓に納める仕事を終えた。墓の所在地から離れて暮らす兄姉私。兄も姉もお骨の在処をどうするか考えると言って10年以上になる。数年に一度、問い合わせるものの全く進展を見ず、そのうちみんな死んでしまうかもしれないと仕方なく私

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傷ついた地球への組曲
2023年10月03日07:54

チャンネルを変えていたらクラシック音楽館なる番組があらわれて、いかにも現代音楽という音がしているのでとりあえず録画したが、「傷ついた地球への組曲」とタイトルされたこの番組のなかでチェロを奏している女性が次のシーンでは破壊が進む森の中でバッハ

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賢治とゴッホ
2023年09月26日06:47

この顔写真を見ていて 、ふいに賢治とゴッホの顔って似ているのかと思い、賢治とゴッホ の類似性というものをボーとしながら考えた。そして確かに二人は似ているのではないかと思った。貧しい人々への眼差し宗教者として生きる決意純粋過ぎるゆえの社会的落伍

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一昨日、朝の4時、玄関ドアを開けたがモタの姿がない。しばらくキョロキョロしているとモタの大きな声がする。普段とは違う遠吠えのような鳴き声の連呼。モタは車の陰のコンクリートの上に倒れていた。倒れたまま身動きできない。抱えようとすると手足の筋肉

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I
2023年07月09日10:29

猫は自分の死に時がわかり人目につかない場所に行ってひっそり死ぬ、という話ももちろん思い浮かびましたし、本当にそうなのかもしれないですが、私はモタについてはそうではないという気がしているんです。一昨日の朝、ほとんど死にかけの体でウチのカーポー

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黛敏郎と坂本龍一
2023年04月26日21:56

この日曜日、通勤途上の車で何気なくNHKFMを入れると黛敏郎の音楽を紹介している。坂本龍一が亡くなって、そういえば黛敏郎司会の「題名のない音楽会」に出ていた坂本龍一を40年くらい前に見たのだったなあなどと思い出していたので、ここで黛敏郎が取り上げ

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ジョンのNO
2023年04月05日20:23

弾き語りリハビリを昨日も行ないビートルズソングブックを開いて楽曲を拾い歌いしてみる。アルファベット順に曲が記されている楽譜のNのあたりを開いたのでNO REPLY を歌う。なんという名曲ああななんと素晴らしい楽曲。次にNot A Second Time  を歌う。な

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大江健三郎の時代
2023年03月31日22:32

2018年、群像誌上に蓮實重彦と筒井康隆による対談が掲載された。そのタイトルは「ずっと大江健三郎の時代だった」。それが入っている単行本を今日買ってきて、いま、読んでいる。大江健三郎の対談記事やノンフィクションの書き物、テレビでのインタビューやさ

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今福龍太の文が好きでね
2023年03月18日10:11

きのう「みすず」の整理をしているとヘンリー・ソローについて書かれたものがありやっぱりいいんだねえ。ソローは最高法規としての憲法に信を置かなかった。人間によるすべての立法行為のなかに存在する、恣意的な限界と、意図せざる不義の可能性を、彼は精確

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実家の本の整理
2023年02月06日22:10

実家(= 勤務先の会社)の住まい部分に並んだキャビネット、その上に雑然と置いてあった本類の整理をした。古臭ーいガリ版ずりを綴じた冊子が何冊かあり、表紙に「北都文芸」とある。父親は若い頃、俳句をやっていた。その手のことは当時の若者たちがサーク

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『朝、目覚めると戦争が始まっていました』(方丈社)は太平洋戦争開戦を知ったときの著名人たちの反応を集めたもの。当時の知識人達が覚えた感銘、感想など、そのあまりの情けない思いをピックアップしてみる。ー保田 與重郎対米英宣戦の大詔を拝し、皇国の

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家業をね、父が亡くなってから母が引き継いでた。父が亡くなった当初からもうやめなと母に言ってたけど「従業員がいるのにやめるわけにいかない」とかなんとか、私からすれば変な理由をつけてやめようとしない。たしかに家業のおかげで私も育ったし、学校も出

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今日、読んでいた76年の『銀花』で石田外茂一という人物のことを知り、彼がロマン・ロランの『ジャン・クリストフ』から引用しているものを読んで私は驚いてしまった。それを下に引用する。ーーー 音楽家の心にとっては、すべてが音楽である。ふるえ、ゆらぎ

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