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日記一覧

 今年は、2月にロシアのウクライナ侵略、7月に安倍晋三元首相銃撃殺と歴史的事件がつづいた。 その2か月前の5月、盟友の葛西敬之氏が間質性肺炎により死亡した。このニュースは、どれくらい話題になっただろうか。1940年生まれ、81歳、6年にわた

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政治家3景
2022年12月20日18:35

 日記ではお久しぶりです。 ワールドカップの見すぎだったわけではありません。 亡くなったシニシャ・ミハイロビッチのこと、大河ドラマ鎌倉殿の最終回、映画「エルヴィス」の感想、指揮者リッカルド・シャイーやら、書きたいネタはいくつもありますが。 

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「週刊新潮」の読み方
2022年11月08日19:52

 かつては谷内六郎の表紙絵と「シューカン、シンチョーは、本日発売でーす」というテレビCMもあったが、この何十年もの間「週刊新潮」を購読したことはほとんどない。 ご存じのとおり、同誌は、冷笑主義、犯罪少年実名報道、とにかく人権・左翼嫌いという

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 10位プラス付け足しまで発表しておいて、その3とはなんだと言われそうですが、備忘録的に。  横一線の競争という今季は、守備の要・正捕手争いに注目した。 実際のところ捕手のレギュラーは打てるかどうかで決まる。しかし、日本ハムの場合、全員大し

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 5位まで書いたら、飽きちゃったわけではないのです。読まされた方は飽きてしまったと思いますが。6位 清宮幸太郎、キャリアハイ18号 甲子園の大スター、清宮は5年目。昨年は一度も一軍に上げてもらえなかった。 ビッグボス就任時に「やせてみようか

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 昨年秋、16年間バリ島生活をしていた新庄剛志さんが「ビッグボス」の呼称で監督に電撃就任した北海道日本ハム・ファイターズ。 いきなり「優勝なんか狙いません」とぶち上げ、マイミクさんからも厳しい批判をいただいた。 今シーズンは選手がケガしやす

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ネタはあるのに、日記ごぶさた状態でした。1.鮫島浩『朝日新聞政治部』(講談社) 「崩壊する大新聞の中枢」「実名で綴る内部告発ノンフィクション」との宣伝オビ。 「退職記者の恨み節」「社内人事の話でつまらない」とのネット評もあり、しばらく放置し

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 9月10日・11日、N響は、ファビオ・ルイージの首席指揮者就任記念として、ヴェルディ・レクィエムを演奏した。 英国エリザベス女王が亡くなり、また、9・11ということで、それぞれの人に、いろいろな思いがあったことでしょう。もちろん、コロナで

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 一人の映画監督の主要作品(9作)を順に見つづけたのは初めてだった。 フィクションの合間にドキュメンタリーを撮るスタイル(しかも日本関係)だったので、作風に飽きず、むしろ監督の考え方を感じながら観ることができた。1.時の翼にのって/ファラウ

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3.夢の涯てまでも(1994年) (英語題 Until the End of the World) 以前から、この映画を観てみたかった。 ヴェンダースは終わった、とまで言われた失敗作。よかったのは映画ではなく、主題歌を歌ったU2、ルー・リー

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 今年の夏は、怪談がはやらないようだ。 あべしの死後、統一教会(協会)と自民党議員の親密すぎる関係が次々発覚し、霊感商法の壺が割れて、闇とうみにまみれた現世の方が「冷感」効果がある。 当方はヴェンダースのファンタジーの世界へ。1.ベルリン、

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 8月も早後半、夏休みの宿題は進んでいますか。私はヴィム・ヴェンダーズの映画をまとめて観たいと思っています。 ヴィム・ヴェンダース。 1945年、西ドイツ・デュッセルドルフ生まれ、現在77歳。 私が大学生のころ、「パリ、テキサス」が日本でも

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日記3題
2022年07月14日18:53

1 大変な物を買ってしまった。 アシュケナージ、デッカ・ピアノ・ソロ録音全集(89CD)。 私にとって最も枚数が多い商品というか、到底聴き通せない私は、巨大ボックスは買わないので。 今年の夏から後半にゆっくり聴いていこうと思ったが、いざ届い

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 ノムさんこと野村克也氏が亡くなったのは2020年2月、もう2年4か月になる。 生前から体験談・人生訓などの著書が多く、死後も過去の著書を焼き直したような出版が相次いだ。本書が出版されたのは知っていたが、似たような「ノムさん本」かと買わずに

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4.マイルスアヘッド・空白の5年間(ドン・チードル主演・監督、2015年) ジャズの帝王、マイルス・デイヴィス、1970年代後半の空白の5年間を描いた作品。 とにかくドン・チードル(ホテル・ルワンダが有名らしい)が演奏シーンを含め、各年代の

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 2月下旬にロシアが侵攻して以来、趣味の日記を書いていなかった。 日々必死に生きてはいるが、心から楽しむという感じはない。 そんなわけにもいかないと、久々に映画ざんまいの日記。相変わらず、少し前のものばかりだけど。1.泥の河(小栗康平監督、

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 先日、六本木・俳優座で「あん」というオペラを観た。 「あん」、ドリアン助川原作、樹木希林主演、一部ですっかり信用を失った河瀬直美監督で映画化された「あん」だ(私は観ていない)。 主催は、オペラシアターこんにゃく座という。 設立50周年記念

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 ドヴォルザークの「新世界」交響曲を知らない人はいないだろう。 下校時に「家路」が流れるし、第1楽章や第4楽章冒頭もCMでよく耳にする。 クラシック好きなら、交響曲第8番、チェロ協奏曲も定番曲だ。 それでは、ドヴォルザークって、どのような人

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 1月も終わり、早2月。 プロ野球、新庄日本ハムは、前夜の花火からキャンプイン。 発売された先月のうちに紹介しようと思ったCDがこれ。 諏訪内晶子さんが初録音したバッハの無伴奏全曲。 昨年日記で書いたとおり、イザベル・ファウストさんの実演で

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森田童子(もりた・どうじ)という歌手がいる、いた。2018年に死亡しているから過去形でよいが、主な活動期間は1973年から83年、当時もメディアに出なかった上、その後一切、表舞台に出なかった。代表曲は「ぼくたちの失敗」「さよならぼくのともだ

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久々のグランドスラム熱
2022年01月06日12:11

 本年もよろしくお願い申し上げます。 新年早々、超高熱を出したわけではない。平林直哉という人がいる。「盤鬼」(ばんき)とも呼ばれている(名乗っている)。 クラシック音楽雑誌の編集者出身。現在は「グランドスラム」という自前のレーベルで、CDを

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