古時計の修理7次にケースの補修です。時計のガラスを止める枠が切れており、なんとテープでぐるぐる巻きにしてありました。経年変化でテープの粘着力もすでに無くパリパリの状態でした。汚れを無水アルコールで拭き取ると銅の下地が見えてきましたので形を整
古時計の修理6いよいよ組立に入ります。下板に各歯車を各ホゾへ載せます。予めゼンマイを入れる前に上板をはめて予行練習をして特に歯車ではないシュモク、アゲカマ、数取りの取り付けのコツを掴んでおくと楽な様です。上板を右または左側からやや傾けて静か
古時計の修理5パーツの修理も完了し、これでやっと組み立てられると思いきや、大きな問題に突き当たりました。ゼンマイの処理です。分解前は打ち一番車の直径よりも小さく収まっておりましたが分解後はご覧の通りに大きく広がってしまい、パーツを組むどころ
古時計の修理4さて、いよいよ最も破損の激しかった歯車の補修です。基礎時計読本に依れば、これは打2番歯車と云うそうで打ゼンマイをはじめに受ける歯車です。なるほどダメージが大きかったわけです。曲がった歯はプライヤで補正し、欠けてしまった歯はイン
古時計の修理3部品が汚れていたので元に戻せるようにデジカメで写真に収めながら分解した後ガソリンに浸してブラシで洗浄しました。これは当然屋外の作業となりますがこの時期、杉檜花粉が飛散して目のかゆいこと!オートバイと同じで部品が綺麗になるのはと
古時計の修理2ゼンマイが吹き飛んで破損したと思われる歯車を補修します。歯車の板とシャフトが曲がってしまっているので万力などでプレスするにしてもできるだけ分解せねば成りません。まず、シャフトに圧入されたギヤを外しますが専用工具がないのでマイナ
Valjoux の呪いhttps://klangfilm.livedoor.blog/archives/17120878.html